アロハのOBA帝国 チョロ散歩 【ときめきタカラジェンヌ】(月)『1789』

【ときめきタカラジェンヌ】(月)『1789』



月組公演 『1789』

1789

(ロナン):もう大丈夫だろう。

(オランプ):なんとか貴方を脱出させることができた。

(ロナン):驚いたぜ、お前がバスティーユの中尉の娘だとはな。

(オランプ):火薬庫を管理しているの。

(ロナン):あの叔母さんとやらはどうしてるんだ?

(オランプ):田舎に帰ったわ。

(ロナン):あの剣の達人と一緒じゃないのか。

(オランプ):さあ…知らないわ。

(ロナン):あいつは貴族みたいだったな…君は国王一家に仕えてると言ったな…

(オランプ):ええ。

(ロナン):叔母さんとは王妃ではないのか?貴族はゴシップ記事で噂のフェルゼン伯爵。

どうだ?図星だろ。

(オランプ):王室を貶める下品な新聞を信じているのね。

(ロナン):ふうん。半分は事実だそうだ。

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(オランプ):いいこと?パレ・ロワイヤルで見聞きしたことは全て忘れてちょうだい。

(ロナン):真実を隠そうというのか。

(オランプ):アルトワ伯があなたが何かしゃべるんじゃないかって警戒してるの。バスティーユから逃げたとなると、血眼になって探そうとするにちがいないわ。

(ロナン):アルトワ伯か。敵にとって不足はないな。

(オランプ)馬鹿なこと言わないで!

(ロナン):心配してくれるのか。俺のこと。

(オランプ):ええ。

(ロナン):なぜ。

(オランプ):貴方がどうしようもなく愚かで向こう見ずだからよ。

(ロナン):ああ、俺は確かに無学な田舎者だ。だからと言って王妃の侍女に指図される覚えはない!

(オランプ):侍女じゃありません。王太子様の養育係です。

(ロナン):そうかい、ご立派だな!だからどんな仕事をしていても、人間には変わりない。俺にだって自分の望むように生きる権利はあるんだ。

(オランプ):そうね、それなら私にも帰る権利があります。さようなら。

(ロナン):おい、待てよ!

(オランプ):やめて!

(ロナン):助けてくれたお礼だ。(キスーーーーーーーーーー)

…今回のこのコーナー、異様に長かったな…ああ、やっぱり龍さんロナンのビジュアルステキすぎる…

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