アロハのOBA帝国 チョロ散歩 【TAKARAZUKAなんでもランキング!】(花)仙名彩世

【TAKARAZUKAなんでもランキング!】(花)仙名彩世



好きなシーンのランキング

好きなシーンと言いましても、私いつも舞台を見て『どうして、こうなっちゃったのかな』とか『ああ…』って心が苦しくなったり、切なくなったりするシーンがとても好きなので、その今まで見た中でも至極の私が大好きなシーンを皆様に発表したいと思います。

第3位:花組公演『BUND/NEON 上海』で劉衛強が冒頭で歌う歌

BUND NEON

過去のしがらみに囚われて苦しんで歌う歌があるんですけども、曲も大変素晴らしくって、望海さんの演技も本当に毎回毎回稽古場で胸を打たれて。私初めてバウホール公演に出演させて頂いた公演だったんですけども、いつも密かにお稽古場で録音して聞いていたなという思い出があるんですけども、それぐらい毎回毎回望海さんの出すエネルギーが本当に素晴らしくて、切なくて、とても大好きなシーンでした。

第2位:星組公演『ロミオとジュリエット』の2幕『誰もが自由に生きる権利がある』のナンバー

ロミジュリ

こちらも本当にロミオとジュリエットの結婚が知られて、そしてティボルトとの戦いになってしまって、本当に周りのアンサンブルの方もとても殺気立っているというか、本当にお互いにもっと幸せになる方法があるのに、どうしてもぶつかってしまって思うように生きていけないその皆さんの熱気にいつも感動して、私その場面の振付も大好きで。皆さんが踊っていていきなりピシって止まって『この世界は♩』ってだんだん上からゆっくり降りていくポーズのシーンが毎回見るたびにそこで泣けてきてしまって、どうしてみんなこうなってしまったの?って心がすごく締め付けられて。何度見ても泣きましたね。

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第1位:月組公演『あかねさす紫の花』の額田女王が中大兄皇子の妃になってから大海人皇子が額田の元を訪れるシーン

あかねさす

『目の前にすると言葉がない』っていう台詞ですとか、大海人皇子の肩に花びらがついていて、それを額田が取って、『紫草ですわ』って言って、感情が高まってふっと2人で手を握ってしまう場面ですとか、その後に2人の娘の十市が紫草を沢山摘んできて、昔2人が一緒に歌った歌を一緒に歌いましょうと言って、歌っていく中で2人の目が合ってまた切なさがワって増した中でエンディングが流れるっていう、あの流れがすごく切なくって好きで。言葉には出せないけれども、表情だけで、目だけですべての気持ちが伝わるあの切なさというのが私はもう一番好きですので、是非皆様にその想いを感じて見て頂けたらなと思いますので、ここでVTRをどうぞ。

メッセージ

もっとこうだったら幸せだったのに…とか、もうどうして?って思うこの気持ちを、舞台を見て味わえることが本当にお芝居の醍醐味だなと私は思いますので、これから私も舞台人としてお客様に色んな思いを感じて頂けるように、お芝居しっかり務めていきたいと思いますので、どうぞこれからも沢山宝塚歌劇を見にいらしてください。


…ゆきちゃん、分かる!!!切ないって最高のカタルシスですよね!!!次郎吉のおゆきちゃんも最高でしたぞ!!!

 

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