さて!
OSK日本歌劇団による『第39回たけふレビュー』【ガーシュウィンナイト】の感想です!
【ガーシュウィンナイト】メインキャストとポスター
前編で神がかり的な出演者と申し上げましたが…ポスターに写っているいるメインキャストは下記の通り。
・桐生麻耶さん
・城月れいさん
・虹架路万さん
・華月奏さん
・麗羅リコさん
・穂香めぐみさん
ちなみに昨年2017年のたけふレビューのポスターはこちら↓
楊さんと舞美りらちゃんの2人写り。今年の方がより躍動感がありますね!
(特に虹架さん!最高!マネしようとしても全くもって歯が立ちませんでした…)
【ガーシュウィンナイト】感想
さて、レビューの感想ですが、【古き良き】【緩急がすばらしい】【とにかく楽曲が良い】が大きな三本柱です。
特筆すべきは、やはり桐生さんという舞台人のスケールの大きさ、オーラ、包容力、男役としての完成形、理想形、人間国宝に早く認定して本当に早くして…と、永遠に語れるそのすばらしく稀有な奇跡のような存在でしょう。
拝見するのが【巴里のアメリカ人】ぶりであり、私の中の桐生さん貯金はとうに底をつき、息も絶え絶えだったため、正直1回目の観劇では、とにかく桐生さん成分をシャワーのようにこの身にしみ込ませることで終わってしまった感がありました。
それほど素晴らしかった!
完璧なパフォーマンスに思わず出てしまうため息…
さて、このレビュー全場面好きですが、特に大好きな場面を挙げてみます!
①Swanee:カラフルなサテンシャツを着た男女がクラブで踊りまくるシーン。
…両肩を交互にクイクイと後ろにまくったり、片足立ちでジャンプ移動(語彙が乏しい…)など独特な振付と楽曲のスピード感がたまりません。壱弥ゆう君の笑顔とセクシーさの振れ幅が秀逸でした!
No.1ダンサー桐生さんが階段から降りてくる時には、『もうどうにでもしてください!!!』と全力で降参するような迫力。
②Summertime:城月れいちゃんにひどいことする虹架さん&華月くん。そこに救世主桐生さんが現れ…というシーン。
…土曜→日曜の全6回公演で驚くべき進化を遂げたれいちゃんの歌声。
あんな美女に『ベイビー…』と吐息交じりに言われたら…
そしてただの白いロンT+ジーパン+ブーツでハイパーかっこいい桐生さん。なんてローコスト!!!!
まだ観劇前にも関わらず、この衣装の舞台写真を見つけた瞬間『…ゴクリ、これ見れるんだ…』となりました(買いました)。
桐生さんにわりと速攻でやられた時の去り際の虹架さんの『っっくっっ!!!』という表情がたまりません。
そして後半、裸足で踊るリコちゃんのなんと力強くしなやかなことよ…
③Strike up the band…ポスターの赤いお衣装で踊り狂うシーン(たぶん)
…ここも素晴らしい振付のオンパレード!
中腰で片手ぐるぐる回しビートを刻む振付(語彙…)が思わず客席でマネしてしまうほどの秀逸さでした。
途中から一気に弾けまくる華月さんに毎回新鮮に驚きました!ほんと華月さんの身体のバネすごいですね!
6回連続観劇で移り変わるわれわれの状態(瀕死)
今回共に観劇した友人と私の心身状態は、観劇を重ねるたびに刻々と変わっていきました。
1回目:とにかくこのレビュー好き!という気持ちと桐生さん成分の吸収。
2、3回目:メンバー1人1人の個性を堪能しつつ、楽曲と振付の良さを堪能。
…ここで1日目のサイン会(初参加)…
↑ここで華月さんに同時にノックアウトされる同行した友人と私。
…観劇後、公園内の観覧車(ちょっと老朽化が気になったけど味わい深い)に乗っていたら、眼下に赤い羽根募金をしている桐生さん、れいちゃん、越前市出身の瀧登くんを発見。…
必死で追いかける我々。なんとか桐生さんに追いつき、募金成功!
↑ここで桐生さんたちの素化粧+袴姿&素晴らしい応対に魂を抜かれる友人と私。
そして迎えた2日目。
4回目:華月さんに目で殺される(たような気がする)。
5回目:華月さんの目線の凄さに圧倒され、放心する。昼食も取らず6回目の席位置を作戦会議する。
6回目:華月さんに…負ける(色んな意味で)。
…ここで2日目のサイン会…
↑ここで桐生さんのハイパー神対応を初体験し、完全に我を失う友人と私。
結論『たけふはワンダーランド』
(菊人形会場にいたお犬さん)
土曜の朝6時に東京駅を出発し、日曜の夜9時頃東京駅に帰還したこの『たけふ旅』。
越前市まで行ったものの、武生中央公園と宿にしか滞在しないというシンプル・ステイ・スタイル。
だがしかし…帰りの電車内で友人と交わした言葉『…この旅は一生忘れない』この言葉がすべてです。
レビュー自体の素晴らしさはもちろん、武生駅に着いてから帰るまでの間にお会いした地元の方々の優しさに感動!
そして、越前市文化センター大ホールという出演者の人数にピッタリの舞台空間と舞台セットのすばらしさ。
そして恐ろしい(素晴らしい)サイン会という落とし穴(素晴らしい)…
まだまだ『たけふレビュー』の思い出はつきないので、番外編として続きます…!!