アロハのOBA帝国 チョロ散歩 【東京・稽古場情報】(月)『舞音/GOLDEN JAZZ』

【東京・稽古場情報】(月)『舞音/GOLDEN JAZZ』



舞音

出演者

憧花ゆりの、愛希れいか

もうすぐ東京に月組がやってきます!

(アオザイを着てきた2人、ちゃぴ…ベージュ、すーさん…えんじ)

(愛希):ショーの方は1日で結構ガっと…

(憧花):1日で怒濤のようなスケジュールでやってますけれど。お芝居は昨日やって。また見直して。

(愛希):見直しましたね。

お芝居『舞音』について

宝塚大劇場公演を振り返って

(憧花):大劇場どうだったの?わりと私的には今まで見た事のない愛希れいかって感じで。お目見えした!っていう期待感がわくわくだと思うんですけど。東京のお客様。

(愛希):いや〜そうですね〜。すごくやっぱり難しいお役だなっていうのが、1番だったんですけれど、でもとても遣り甲斐のあるお役で。でも考えれば考えるほど、どんどん分からなくなってしまって…

(憧花):自由に飛び回るタイプだと思ってるんだけど、今回はちょっと苦戦をしていた…お稽古中から。でも公演中になったらどんどんどんどん身体の中に入ってきてる感じもあったけどね。

(愛希):まだまだだなと東京のお稽古場に来て思って。もう1度見直しているところです。ブラッシュアップしてお客様に楽しんで頂けるように頑張りたいと思います。

(憧花):でもそういう役の方が、自分にないもの出そうとするし、やっぱり発見もあるから。すぐにポンって出来てしまうものもあるけど。自分の中にあるもので。でもそういうのができないからこそ、東京に行った時も新しい大劇場と違ったものができる面白さがお客様も見ててあればいいなと思います。

曲は綺麗で、でも難しい!

(憧花):歌は韓国のジョイ・ソンさん作曲の。あれ難しいでしょ?聞いてても絶対これ難しい!って思っちゃう。

(愛希):難しいです。曲がすごく綺麗なぶん、その曲をサラっと歌ってしまったら、綺麗な曲って言うだけで終わってしまって、歌詞が伝わらなかったり。すごいメロディーが綺麗で繊細なので、すごく難しいです。四重奏もさせて頂いてるんですけど、それもすごく難しくて、離れてるところで歌ってるっていうのもあって、なかなか難しいなと思いながら。でもすっごく綺麗な曲で、やはりみんなで歌う最後に流刑されるみんなで歌い継いでいって、みんなで歌うっていうところがあるんですけど、ベトナムの民謡の歌からみたいなそういう歌も、すごく綺麗で好きです。

(憧花):自然にお客様が拍手してくれる日とかあるよね。なんかみんなが気持ちが盛り上がった時とか、なんかそういうのは新鮮だよね。あと、主役のシャルルさんが、もう1人いるので、そこがお客様しっかりとその2人のシャルルがどういう違いを見せてるかとかいうのも、面白いところなんじゃないかなと思います。今回。またパワーアップしてお届けしていきたいと思います。

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ショー『GOLDEN JAZZ』について

今回のショーは客席参加型!

(愛希):プロローグで、私花道出とかもあって、花道から見させて頂いたりもするんですけど、すっごくお祭りですよね。

(憧花):最初のプロローグはマルディグラっていうお祭りの場面なんですけど、公演中に本当にその国でそのお祭りやってるんですよ。だからみんなもそれと同じように盛り上がっていこうって言ってるんですけど。

(愛希):客席参加型っていうことで、今回は。

(憧花):タンバリンが初日に売り切れっていうね。早くお買い求めになって頂かないと、千秋楽までありませんからね。

(愛希):だからご自分で作られたタンバリンを持ってらっしゃる方とかいらっしゃって。

(憧花):ご自分でお買い求めになっても。そのタンバリンじゃなくても、全然。たまに静かな場面でタンバリンを鳴らしてらっしゃる方もいらっしゃるんですけど、それはやめて頂きたい。ここはタンバリンを鳴らす場所なのかをちゃんと見極めて、タンバリンを鳴らしてください。今はタンバリンじゃないんだけどなっていうところで、シャラララって鳴ってることあるよね。気持ちが上がっちゃったのかもね、お客様も、自由なんですけどね。

(愛希):すごく私たちも楽しいなって思います。プロローグとか。

(憧花):本当に楽しんでくださってるし、私たちも。プレゼントもあるしね。

他に好きな場面は?

(愛希):ジャズっていう感じだと、やっぱり中詰めとか。すごく宝塚の中詰め、ジャズみたいな。

(憧花):衣装も好き。濃い紫のお衣装で。すごくシックなんですけど、おしゃれで。

ちゃぴ=人間じゃないものになりました。もう。

(憧花):もう超えてきました、人間を。ライオンになりましたね。

(愛希):身体がハイになったら、逆に楽になるって先生もおっしゃったりするじゃないですか。でもそこまでまだ行けてなかったりとか。最初は私公演中前半はやり方が分からなくなったりして、自分で。

(憧花):振りとかニュアンスの?

(愛希):ニュアンスというか身体の使い方。自分の今までにない動き過ぎて、長いスパンをやるにあたって、どんどん身体の疲れとかも出てきちゃったりすると、外側で頑張っちゃったりもして、すっごく疲れちゃったりとかもしてたんですけど、先生が1回観に来てくださって、そこから1回修正してそこから結構『あ、こういう風にやってったら、もっと中側の筋肉を使ってできるんだ』っていう発見があって、ちょっと自分の中でペースを掴んでいったんですけど。そういうのとかも難しいなって思いました。

(憧花):独特な身体の動きしてるからね。

(愛希):あんな動きしたことないですもんね。

(憧花):でも私は3週間目くらいに、『あ、ライオンの神が降りて来たわ、この人に』って思った時があって。それがまた日によって全然見え方が違うなって感じる場面なので。本当に滅多にやらないような場面だから、皆様も楽しんで頂けたらいいなって思います。

他におすすめのシーンは?

(愛希):次のゴスペルのシーン。なんか泣けてきちゃう。なんだか分からないんですけど、泣けてきちゃうんですよね。

(憧花):宝塚マジックよね。

(愛希):トップさんに三角でみんなが笑顔でやっている、そして最後あー!!って言って終わるみたいなのが…すごくなんだか感動しちゃう。

(憧花):なんだろうね、あれは。人間の何かを揺さぶるんだろうね。

東京公演に向けての抱負と来年の目標について

(愛希):お正月から公演できるというのはなんだかやっぱりすごく身の引き締まる思いというか。しかもこの作品で幕開けっていうのも、すごく新鮮で楽しみです、私自身も。なので、どんどんお芝居を深めていって新しいものをどんどん発見していきたいなと思いますし、ショーは本当に皆さんと楽しめるショーになったらなと思うので、精一杯頑張りたいと思いますので、どうぞ沢山観にいらしてください。

(憧花):本当に観に来てくださった方が、どっちも面白かった〜!って言ってくださることが多くって、私達もやっててお芝居の方は『あ〜芝居してるな!』って感じがするし、ショーの方は『踊ってるな〜!楽しいな!』っていう感じを無条件に思えるようなショーなので、そういった感覚をお客様にも味わって頂けるように、私達も来年からも月組のパワーをお届けして。何よりもエネルギーが大事だと思いますので、元気にパワフルにやっていきたいと思います。


…アフリカンダンスの場面、ほんとに身体的に大変なんですね…身体を痛めるメンバーが出ませんように!タンバリン…やっぱり初日で売り切れちゃうんでしょうか…

29 thoughts on “【東京・稽古場情報】(月)『舞音/GOLDEN JAZZ』”

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