アロハのOBA帝国 チョロ散歩 【Stage Side Watch】(雪)『銀二貫』大阪弁講座

【Stage Side Watch】(雪)『銀二貫』大阪弁講座



雪組バウホール公演『銀二貫』の舞台に出てくる大阪弁をご紹介!

銀二貫

出演者

~雪組~

(スカナビ)久城あす、杏野このみ

諏訪さき、月華雪乃

Lesson1 嬢(いと)はん

=商家のお嬢さん

(久城):作品にも何回も何回も出てきますが。

(杏野):すごい親しみがこもってて、いいよね。

(久城):でも最初はいとはんとは私は読めなかった…本読んで初めて『いとはん』って言うんだ〜って思って。結構ね、みんな特に井川屋メンバーとかは必ず相手のことを『いとはん』とか『いとさん』とか呼ぶのでね。

Lesson2 さっぱわやや

=すっかりだめになる、全然うまくいかない

(杏野):大根売りの真のみやるい君の台詞なんですけど、私も調べたんですけど、すっかりダメになると言いながら、希望を持って次に行くぞという意味もこめられてるらしいです。面白いよね、初めて聞いたよね。

(月華):何語か分からなかったです。

(久城):今もあんまり聞き馴染みのない言葉なんで。(大阪だけど)使わないよね。じゃあ、これから普段みんな次に希望を持って、『さっぱわやや〜』是非使ってください。

Lesson3 だんない

=大事ない、大丈夫

(久城):実際作品で私が言っておるのですが、私この言葉がドラマ見た時にすごく好きで。『だんない♩だんない♩』みたいな感じで、可愛くて。まさか自分が台詞で言えるとは思ってなかったので嬉しいんですけども。

(杏野):だいぶ印象的だよ。

(久城):色々叱られて落ち込んでる鶴之輔さんにだいじょぶやで〜だんない、だんないって励ますんですけど。

(杏野):使えるね。

(月華):使いやすい。

(杏野):今日から使おう。

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Lesson4 行て参じます

=行ってきます!

(杏野):これは想像できるけどね。

(久城):特に使ってる場面の前後の台詞によって分かりやすいかもしれませんが。

(杏野):サムライみたいじゃない?『行て参じます』(力強い)

(久城):商人の言葉で『行て参じます』以外にも…全体的には難しかったかも…

Lesson5 お早うお帰り〜

=早く仕事を終えて無事に帰ってきてほしい

(杏野):かわいいな。

(久城):かわいいね、なんか言葉的に雰囲気が。

(杏野):使おうか…今日から。

(久城):そうね〜でも使える時があったら是非使ってみて。でもそれ以外にもね…

その他にもいろいろ…大阪弁

(諏訪):旦那さんって書いてだんさんって言うのも。

(久城):台本とかでも旦那さんって書いてあるけど、だんさんって言ったりとか。丁稚としては『おいでやす』っていうのが結構何度も。それこそ松吉が色んな商人の言葉を練習する場面もあるんですけど、全然慣れない言葉練習したりもしてるんですけど…

(杏野):あと大根のことを『だいこ』って言うんですよ。

(久城):なんか使い方があるんだよね、だいこんって言う時もあれば、だいこって言う時もあるよね。

(杏野):シチュエーションによるらしいんですけど。

(月華):『ありがとうさんでございます〜』もなんか…

(久城):私最近普段でも『へい!』って言っちゃう。返事は基本、丁稚は『へい!』なんで。お稽古場でも先生にはじめ、『ハイ!』って言ったら『へい!』や!って。

大阪にちなんだ歌、披露!

諏訪さき(くっすー)君:おでん屋さんの歌

(久城):くっすーとロココは舞台で大阪にちなんだ歌を…ソロを歌ってますが。

(諏訪):おでん屋さんの曲で舞台上のナンバーでは琥珀寒っていう料理とおでんの対決のような…(ちょっと歌ってみてと言われて)『おでんアツアツ〜!♩おでんさんのでしょうはどこじゃいな♩』

(杏野):カッコイイよすごく、粋で素敵。

(久城):関西バージョンと…

(諏訪):関東と関西でちがって。関西の方はおでんの発祥の地だったり、どういうふうに大阪まで運ばれてきたかをちょっとオシャレにアレンジしながら説明する歌になってるんですけど、関東はひたすら『おでん×3、おでん屋〜♩』て歌って1フレーズをひたすら歌ってる…

(杏野):関西の方が親切だね。

(諏訪):当たり屋っていうのも、繁盛してる店だよっていうのを説明してる。

(久城):確かに関西の方がアピール力すごいな、がつんがつんと。

(諏訪):おでん自体にも関東と関西で違いがあって。

(杏野):ちくわぶ!

(諏訪):中のおだしが関東は醤油ベースなんですけど、関西はこんぶだしベースで。昔からの伝統を守ってるのが関西のおでん。

(杏野):やっぱ関西やわ。(誇らしげ)

(久城):自分が関西人やからか…

月華雪乃(ロココ)ちゃん:子守歌

(月華):『天満の市』という子守唄を。赤ちゃん背負って。

(久城):なんかロココが可愛いのに、ロココが赤ちゃんおぶってる姿がまた可愛くて。

(月華):(ちょっと歌ってみてと言われて)『ねんねこ〜ろ〜市〜天満の市で〜だいこ揃えて〜船に積む〜♩』子守りの少女って木津とか難波から大阪に出ていたらしいんですけど。多くの少女が。でもその時に天満の市に対抗する木津や難波の人々が自己主張のために作った歌が、この天満の市っていう子守唄で。自分たちの木津とか難波の人の市を主張したかったから、天満の市に対抗して作ったらしいです。

(久城):確かに子守唄のわりに歌詞が…だいこ揃えて船に積むとかね。船に積んだら…

(月華):『どこへ行く 木津や難波の橋の下♪』

(久城):確かに私歌詞見ながら思ってたの。子守唄のわりには子供あやす歌詞っていうよりも、大根とか出てくるからどういう意味なんだろうって。なるほどね。

(月華):多分意味も分からず歌ってる部分もあるんだろうなと。

(久城):そうだよね、少女だからね。

(杏野):でもその地方の人たちはずっと大人もそうやって歌ってたから覚えたんだろうね。

残り少なくなってきた公演への意気込みを!

(諏訪):私は今回商人、獅子舞、黒子、料理人、おでん屋留吉などたくさんの役をさせて頂くので、初めて獅子を持って獅子舞もやっているので、残り少ないですが最後までどんどん成長できるように頑張りたいと思います。

(月華):私はなんとこの公演で宝塚を卒業してまた新しい道に進みますが、最後の公演歌も歌わせて頂けて。本当に感謝の気持ちを持って雪組の皆さんと出れて嬉しいっていう気持ちをお客様に届けられるように、最後まで頑張ります。

(全員):最後まで頑張るで〜!


…緊張しているくっすーとロココちゃんが可愛かった!ロココちゃん。すごい可愛いのになんで辞めちゃうのー!と思いつつ、愛されてる様子が伝わってきてほっこり。あんこちゃんの関西万歳!な表情がツボでした。

109 thoughts on “【Stage Side Watch】(雪)『銀二貫』大阪弁講座”

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