アロハのOBA帝国 チョロ散歩 【新公トーク】(花)水美舞斗、優波慧、矢吹世奈、帆純まひろ Part.1

【新公トーク】(花)水美舞斗、優波慧、矢吹世奈、帆純まひろ Part.1



新源氏

出演者

(頭中将)水美舞斗、(惟光)優波慧、(夕霧)矢吹世奈、(柏木/六条御息所)帆純まひろ

宝塚大劇場新人公演を終えて…

(水美):どうですか、惟光さん、プロローグは?

(優波):ご存知の通り、大変緊張いたしましたが、お芝居に入ってからはプロローグでの緊張がすごすぎて、逆にすごく落ち着いてできたんですけれども、今回出番も多かったので、集中力を切らさないようにというのと、突然10年後になる瞬間もありますので、その辺もきちんと年月を自分の中で演じるようにしてみました。

(矢吹):出番が後の方で、それまでに本公演でやってない役とか色々しつつ、夕霧になる頃にはあまり緊張とかはなかったんですけど…

(水美):うわー、すごい。

(矢吹):でもそのぶん、集中力がなんだかうまく持っていけない感じがあったので…頑張ります。

(水美):ほってぃは2役でしたが、どうでしたか?

(帆純):とりあえず精一杯できることをひたすらやるのみで終わってしまったんですけど、でも本番は…舞台稽古で私安心しきってしまって…これでやっと舞台に立てると思って…だから本番は結構とりあえず精一杯やろうと思ってプロローグも踊れたので…頑張りました。

(水美):私はですね…研7というこの学年で平安時代という初めての経験をさせて頂いたんですけど、自分のことでも精一杯だったし、でもみんなで1つの物を作るっていうので、私は弓を本公演でやっていたものをどうやったら新人公演で初めてやる子達が少しでも落ち着いてやってもらえるのかっていうのを、少しでもお稽古中に教えることは教えていきたいなっていうものはすごくあったりして。でも本番あんまり集中できたかなって?矢吹氏言ってたけど、見れるところは袖とか花道とかから私見てたんですけど、息子達の踊りも早く着替えて見たりとか。見てたんですけど、みんな生き生きとしてていいなと思って。

(矢吹):ありがとうございます!

(水美):よかったよ。

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光源氏・柚香光とのお芝居

(優波):常にお側にいるというのと、ちょっと本公演では惟光さんと一緒にいる良清というのをやっているので、普段、惟光様を見ていますし、惟光様を通して源氏様も見ているんですけど、また柚香さんの源氏は全然違っていましたし、私のお側に居方もまた違ったので近い学年だからこそとのいうか、心許せる部分とお芝居のというか、その分け方を大事にしたいなと思っていて。お仕事として側に仕えるとこと、ちょっとくだけた心許せる相手というところで、私にしか見えない源氏様っていうのを私のお芝居で見せられたらなっていうのを目標にやっていました。

(水美):初めの通しの時に柚香と優波氏すごい緊張してたのか2人で何時代?っていうぐらいすごいテンポ早くしゃべってて…現代芝居並み…現代でも早いかなくらいの勢いでウワーってしゃべってて。すごかった。すぐに自分の場面来た。須磨の場面でもう来た!もうしゃべるの?っていうぐらい早くて面白かった。

(優波):緊張だったのか…なんかお互いを感じすぎて逆に2人で早口になったっていうこともありましたが。通しを何回もできたのが。

(水美):その中で少しずつ掴んでいくというか。今日はこうしてみよう、ああしてみようってお互いにお芝居絡んでる人たち同士ではできたと思うし。(まさし君に)ライバルというか…ね?

(矢吹):夕霧としてはうららちゃんの雲井の雁との幼馴染愛と柏木との友情という、この2つを大劇場では見せれたらなと思って。大きいね。本役さんが包容力がすごいので。ちょっとそれがどうしたら…

(水美):何度か私突っ込んだんだけど、あまりにもサバサバしすぎて。ほんとに気にしてる!?って。

(矢吹):愛情と友情の部分で愛情はやっぱり同期っていうのもあったんで、自然と心許してる部分とかすごく色々話し合いもしましたし。でもなんかその分やっぱり友情の方が、もうひとつでした…(ほってぃに)なんか普段からもうちょっとコミュニケーションを取ろうと。でも色々お芝居の話はしたね。自分はここはこう持っていきたいっていうのをすごく言ってくれたので。でもすごく体当たりな感じがすごいあったので。

(水美):なんか見てて。主に息子(ほってぃ)を。稽古場とかを見守って、『あ、なんか息子っぽいな』っていうか。昔の私がこのぐらいの学年だった時、『あ、こうだった、こうだった』とりあえず分からないけど、体当たりみたいな勢いで押してしまうみたいなのが懐かしいなと思いながら。本当に10年前の清涼殿自分がやって、10年後に2人が踊ってるのを稽古場でも見てて、あ〜そうだったし、自分は1回目の清涼殿の時にほんとはこのぐらい若くないとなって。

(優波):稽古場でオホ!ンって咳払いしてるのが、多分そこで柏木のお芝居にポンと入ってくるのが、すごいタイミングとかも良いところで入ってくるから、また。すごい考えてオホン!って入ってくるのが…

(水美):あれがたまらなく面白くて。何とも言えないどっから出すんだろう?おじいちゃん?みたいな。思わずエーっ!?てなって、あ!」息子だ!ってなって。

(帆純):いつもタイミングがうまくいかなくて。構えて待ってるっていう。

(水美):結構良いタイミングで入って来ないといけないから。六条の方は?

(帆純):所作から何から何まで先生や上級生の方に教えて頂いて。初めはもうどの声を出したらいいのか、そっから始まったので…もうほんとに…お世話になりました。

(優波):綺麗でしたよね。

(水美):とても綺麗だった。あとなんかほってぃの六条は切ないというか、柚香がやってる六条よりも、なんかもっと何を思ってるかが分かるというか、どストレート。すごいドーンと来て、見てて辛かった。特に生霊のくんだり。

(帆純):大人な役だったので、すごい作るのが難しくて。感情が3つも4つも色んな感情が1つの台詞を聞いて出てくるから、どう処理していいのか分からず。でも見え方とかも所作とかもあって。

(水美):でも1つの台詞を聞いて、ちゃんと色んな感情が芽生えてくるっていうのがすごいね。私そのぐらいの学年の時、もっと訳分かってなかった。

(矢吹):難しいですよね。しかも六条っていう役が。


…ほってぃ美しい…いやあ、大型新人だ~。いや~楽しみすぎる!あと、まさし君の天然な感じ大好きです。

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