アロハのOBA帝国 チョロ散歩 【バウ・突撃レポ】(雪)『銀二貫』

【バウ・突撃レポ】(雪)『銀二貫』



銀二貫

出演者

(レポーター)香綾しずる

華形ひかる、月城かなと、有沙瞳、久城あす

バウホール初主演!おめでとう!

(月城):本当に初主演とは思えないほど、本当に作品の力と皆さんに助けて頂いて、すっごく毎日楽しく公演をさせて頂いて、本当に皆さんのおかげです。

お客様の反応など

(華形):稽古場ではみんなで必死になって谷先生のお稽古についてきたから、『え?ここでこう来るの?』みたいなお客様の反応がとても新鮮なので、あ、ナマ物だなという感じがしております。

(有沙):毎日違うところでお客様の反応が感じられて、ちゃんと受け取って演じたいなと思いました。

(久城):お客様がすごいワッハッハワッハッハって笑ってくださるのが新鮮で、ここは客観的に見るとそういう場面なんだって改めて分かることができたので、それをもちろんお客様の反応も大事にしつつ、でも谷先生におっしゃって頂いたこともちゃんと守りつつというか…でも守りつつ成長していけたらと思うんですけど、すごく新鮮でしたね。

舞台に来て変わったところ

(月城):初日が開いてからお客様の反応を受けて、みんなそれぞれ芝居の流れだったりも変わってきてるので、やっぱり必死にお稽古していたぶん、分からなかった客観的にこう見えてるんだ!っていうのが一番自分の中では大きな違いですかね。

(華形):もちろんみんなお衣装つけたら、『あ、半兵衛はん』とかなるし、私最初雪山で、れいこも最初雪の中で歌ってますけど、ほんとにしんしんと、というよりは嵐のように吹き荒れる中を私は歩いていくし、れいこは歌っていくし。そういうセットとかにもすごく助けられて、この時代物ならではの、今回とっても後ろとかも綺麗ですし、そういうのに助けられてるなと思います。

(香綾):井川屋さんの暖簾とか…

(華形):派手好きなのかもしれない。

(香綾):あれいいなと思って。

(有沙):セットがあってお父はんの作る琥珀寒も作ってあるので、やっぱりお稽古場で感じていたことと、舞台で感じることは違うなと思ったのと、私の場面ではないですけど、初めの雪のところが本当に素敵な始まりなので、素敵だなといつも袖から思っております。

(久城):今まではお稽古場で必死に芝居を作ることに必死だったんですけど、お客様を目の前にするとこっちに伝えることも大事なんだなと改めて感じて。結構今回あんまり本当に相手に対して台詞を言うことが多いので、そう言いながらもちゃんと前に伝えることの難しさと大事さというのを、幕が開いてから感じることができたので、それを頑張りたいなと思いますね。

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舞台に来て改めて好きになった場面

(月城):やっぱり最初のあの雪山のシーンは、私も手で雪を払うシーンがあるんですけど、お稽古ではあるはずのものでやっていたのが、本当にすごく降ってきたりとか、自分の心の荒んでしまったところとかもすごく表してくれていて、結構照明の自分にピンが残って消える瞬間に『あ、こういう表情しようかな』とか思ったりして、そういうことも考えられるのも舞台ならではだなと思います。

(華形):私原村も好きよ。ずっと大阪の井川屋だったり町の中だけど…

(香綾):急に開けてね、なんか干してあるんですよ。ハードルみたいなのが置いてあるんですよ。

(華形):ハードルじゃないから。寒天干す藁でしょ?あそこにやってるんでしょ?

(香綾):そうそうそう。それが言いたかったんです。あったりね。障害物あるんですけど、そこをいきなり雰囲気変わって。そこから出るので、雰囲気変えれたらなと。

(有沙):曾根崎心中の場面がすごく舞台で来て、お稽古場からもすごく素敵だなと思ってたんですけども、素敵な歌で素敵に踊ってらっしゃって。私はその場面がすごく好きです。

(久城):『そうやないか〜』の大ナンバーがすごく好きで、セットの提灯だったりとか皆さんのお衣装とか大阪の賑やかな部分がすごく出てて、みんなが結構個々のアドリブで『だんさん、どこにいはるんですか〜?』とか言いながらやってるのが、袖から見てるんですけど実は。舞台来てから一層大阪っぽいな〜と思ってすごく好きになりました。

意気込み

(月城):本当に短い公演で、もう2日目が終わってしまったんだという感じなので、1回1回を本当に大事に、そしてお客様に温かい気持ちで、今悩んでいらっしゃる方もすごく希望を持って帰って頂けるような作品にしたいと思っておりますので、千秋楽まで頑張ります。

(有沙):本当に1回1回を大事に大切に集中して、お客様に観に来てよかったと思って頂ける舞台をお届けできるように皆さんと一緒に精一杯頑張りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

(華形):ここすっかり馴染んでますけど、皆さんと今回一緒するのは初めてのメンバーばかり…このメンバーとできるのもほんとにあとわずかですので、役も舞台も大切に。そしてみんなのことを心から感じて頑張りたいと思います。

(久城):この役を頂いた幸せを胸に、10日間絶対に後悔しないように、悔いの残らないように、全力で最後まで頑張りたいと思います。

(香綾):では、残り最後まで千秋楽まで皆さんで元気に頑張っていきましょう!はい!


…みんな(特にあす君)の気合いと集中力が伝わってくる突撃レポート。ほんとにみつる兄貴雪組にすっかり馴染んでる!

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