アロハのOBA帝国 チョロ散歩 【制作発表会】(星)『こうもり/THE ENTERTAINER』

【制作発表会】(星)『こうもり/THE ENTERTAINER』



2/8(月)に宝塚バウホールにて行われた星組公演制作発表会の模様。

こうもり

パフォーマンス

♩ファルケ博士の夢の舞台(みっちゃんソロ)

♩君の心に翼を(みっちゃん&風ちゃん)

♩THE ENTERTAINER!(紅さん)

会見

(理事長):この春に公演するこの2作ですけども、本当に宝塚の王道というべきかこの2作品で星組の勝負をしたいと思っております。

(谷先生):アイゼンシュタインっていう主役のところが紅で、今度はファルケ博士っていう本当はオペレッタでは2番手の役を根こそぎ変えまして、ファルケ博士が北翔がやる復讐劇…復讐って言ってもそんな大げさなものではなくて、ちょっといたずらされたから、いたずら仕返しをするっていうごく楽しい物語でございますんで、4月初舞台生も来ますんで、とにかくお客さんに楽しんでいただこうと。次の『THE ENTERTAINER』も楽しい作品をというコンセプトで作られてると思いますんで、こうもりとショー2本でやっぱり宝塚は楽しかったと言われるものを作りたいと今稽古中でございます。

(野口先生):ショースペクタキュラー『THE ENTERTAINER』なんですけども、皆さんよくご存知の究極のエンタティナーである北翔海莉さん。そして今の星組の魅力の全てをお届けするスペクタクルなエンターテインメント・ショーとなっています。前モノの谷先生の『こうもり』はヨーロピアンスタイルのオペレッタなので、後モノの私はアメリカンスタイルのショーを展開していきたいと思っております。明るく楽しく華やかな2016年版春のおどりと言った趣のおめでたくゴージャスなショーをできたらいいなというふうに思っております。

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(北翔):『THE MERRY WIDOW』という作品でオペレッタの楽しさを沢山知ることができました。その千秋楽の日の夜に、「是非今度はこうもりをやってみたい」と谷先生にお話ししたあのたった一言のお話がこのように夢を叶えて頂きましたこと、本当に光栄に思っております。オペレッタというのは歌の中で色々ストーリーをお客様にお伝えしなければいけないので、オペラの発声でいつもの発声とは違うオペラのクラシックな発声で、そしてなおかつストリーをきちんと歌の中で伝えていく、この課題をしっかりとみんなで取り組んで、お客様に楽しんで頂けたら嬉しいなと思っております。

また、2幕のショーの方でございますが、野口先生のデビュー作ということで…野口先生の下の名前は幸せを作る…幸作と読みます。幸せを作る演出家によって、私達はその幸せを今度舞台でお届けする側でございますので、先生のデビュー作にふさわしい最高のパフォーマンスを皆様にお見せできたら嬉しいなと思っております。

(妃海):私自身あまりオペレッタを沢山見たりとかする機会はあまりなかったのですが、今回お歌の方が本格的なオペレッタのお歌ですので、私自身本当に大きな課題だなと思っておりますが、とってもとっても楽しい作品で、もうお稽古が少し始まっているだけでも、稽古場にいるみんなが笑って過ごすことができていますので、課題は大きいですが笑って日々挑戦し続けていけたらなと。そして皆様の前に立つ時には、私もハッピーな気持ちで皆様と共に笑うことができたらなと思っております。

(紅):お芝居の方はアイゼンシュタインという役をさせて頂きます。このお役はどんどんファルケ博士に楽しい復讐を仕掛けられていることにも気づかず、目の前の欲望でどんどんどんどん動いていってしまって、後先を考えないという楽しいおじさんの役でございます。色んな人たちの思惑にも気づかずに結構楽しくやって、一番最後に落とされるというような役どころなので、どんどん周りの状況にうまく巻き込まれるように頑張っていきたいなと思っております。

ショーはですね、私は初舞台生の前に応援歌を歌う…はい。約14年前に谷正純先生の『プラハの春』で初舞台を踏ませて頂いております。その初舞台の初心をここでまた思い出せるのではないかなという…初心に返るにはすごく良い公演だなと思っております。


…ダニロ伯爵再び!な歌唱が懐かしい…、ショーの方も星組の安定感ある漲るパワーがまぶしく期待が膨らむ制作発表でした!

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