本年もよろしくお願いいたします!
2019年を迎えてだいぶたってしまいましたが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年の観劇初めは…雪組公演『ファントム』♪
最高のスタートでございます!
入口入ったところのお正月のお花~、キレイ!!
そして
飲食店によるには時間が足りなかったので、久々に2階のカフェにて軽食を…
お正月期間限定でお汁粉がありました!(300円)
味は、うん、あったまる!
それでは、まとまりのない感想いきます!
だいもんがすごすぎて、すごすぎて、すごすぎた!
いやあ…、これ、ちょっとチケット代上乗せしてお支払いしなければいけないんじゃないだろうか…と真面目に考え込んでしまうほどの歌唱でした…
もうすごすぎて耳と脳みそがうまく連動しない事態(なんだそれ)に陥りました…
そして何よりやっぱり芝居の声が素晴らしい!
少し若い青年の声。ピュアでナイーブな声。
まさに神からのギフト!
観客の皆さまが思わず息をのんでしまうという瞬間が何度かあったように思います。
きぃちゃんも負けてない!
庶民的な娘さんが才能を見出されスターダムに!という流れがめっちゃ合うきぃちゃん。
天使の歌声と評されるとはすさまじいプレッシャーかと個人的には思いますが、うん、天使(*´▽`*)
最初のまだオペラ歌手レベルではないと判断される歌声→エリックに認められるようになるまでの進化ぶりまで演じ分け。
きぃちゃんの魅力は、ご本人から素朴さと堅実さに加え、慈愛が見えるところですね。
自身が守られるべきかよわい存在から、エリックを聖母のように包み込む慈しみを体現できる表現力は流石でした!
どんなトップコンビさんもそうだと思いますが、だいもん&きぃちゃんの共に切磋琢磨した同志としての絆はきっと大変強固なものなんだろうなと推測いたしました…
ヒメカルロッタの強烈さ!
いやあ、ものすごかった!
ある意味すぐ帝劇に出れそうな強烈なインパクトと個性的な存在感。
笑いの間とるのほんと上手ですよね。
ヒメの頭の回転の速さや、全体の状況の察知能力のすごさをまざまざと見せて頂きました!!
オリジナリティの出し方の塩梅と気風の良さが、さすが!という感じでした。
フィナーレ、うん!かっこよい!
きぃちゃん率いる娘役群舞では、雪娘たちの鬘センスが爆発!
あんこちゃんすごく可愛かった…(*´▽`*)
そして、たわしの銀橋渡り…泣いちゃいました…これからの人だと思ってたのに…でも相変わらず太陽のようなスマイル。
卒業後のたわしの未来が輝きますように!!!!
そして、今回の男役群舞、奇をてらっていなくてすごく素敵でした!
おーじ君、ニワニワのビジュアルが完璧すぎてドキマギ…正統派のあす君の上品さにポワ~ン
縣くんのロケット…なんか拝みたくなりました…まだ見納めじゃないといいんだけど…
デュエットダンス、ラスト銀橋での決めポーズは役柄入っててすごく素敵でした。
娘役が男役を包み込む…ほんと、ここのポージング大切!!!
気になる面々…
まず、従者の中で一際目を引いたのが、鳳華はるな君。
ウェービーヘアをゆるく後ろでしばっているスタイルが色っぽくて、お芝居の押し出しの強さがすごい!
ダンスも勢いがあるけど、キレイなフォームで今後ぜひ注目したい存在です。
そしてそして…雪娘で注目している沙羅アンナちゃん、すっごく舞台映えしてオーラあります。
妃華ゆきのちゃんも今後安定して姐さん系やっていってほしいなあ…
そしてそして、まあ、気になるどころではないですけど…やっぱり、あーさとだいもんの相性が異常に良い件…
以前お話した方が『美の暴力』と評されておりましたが、まさに!もう!暴れている!
がおり…がおり…
そんな素晴らしい『ファントム』でしたが、印象としてはとにかくトップコンビが抜きんでている!
咲ちゃんのキャリエール、穏やかで少し奥手な様子が伝わってきてとても良かったのですが、ここで頭をよぎるのががおり先輩のこと。
だいもんエリック×がおりキャリエールはかなり悲願でございました…
だって…骨格似てる…( ノД`)
だいもんとお芝居の熱量や相性が非常に合っていると、個人的に思っていたので、がおり先輩がなんで今いないの…と地団駄踏んでる自分が少しいました…
ちょっと映像演出に思うこと
今回特に映像がかなり多用されていて、月組公演『BADDY』ではすごくその使い方に感動したのですが、今回はちょっと必要以上に多用されてたかな…というのが正直な感想です。
もちろん独特な空気感や、雰囲気づくりにはとっても有効だとは思うのですが、これだけ巧みな演者がそろっていれば、そこまで映像に頼らなくともお芝居で表現してくれそうな気がするのです。
ちょっと自分が古い人間なのかなあ…と省みつつ。
だいもんなら、その佇まいと歌声で、時に上から花びらを降らせたり、そして時には雪をふらせたりできる気がする…
ハンディキャップと母&息子について思うこと…
子を持つ身としては、『エリザベート』や『ファントム』など主要キャストが親子関係にあると、どうしても自己投影してしまったりするのですが…
一般社会では暮らせないほどのハンディを負って生まれた我が子を誰よりもすばらしいと慈しみ育てる母。
そして、我が子から自らの手で葬ってほしいと乞われた父。
親と子の究極の関係性がズ~ンと心に残りました…
母と似た人を求め、愛し盲目にすがるエリックを見ていると、人間は少なからず世界で一番自分を大切に思ってくれる親に似た人を求めるのかな…とも。
そう思うと親としてのプレッシャーすごいな…まあ、度合いは人それぞれでしょうが…
で、最終的にOSK版キャストを考えちゃう…
そして最終的にお約束で、OSK版キャスト妄想(ごく一部の配役)
エリック:華月さん
キャリエール:桐生さん
カルロッタ:城月さん
クリスティーヌ:唯城ありすちゃん
はぁぁぁ、華月さん主演しないかなあ(*´ω`)
…そんなこんなで、とにかく素晴らしい観劇初めでございました。
むしろこれが1発目で大丈夫だろうか…えらいハードル上がってしまったが…という。
2019年もすばらしい舞台との出会いに期待したいと思います!