出演者
ソン役:輝月ゆうま(本役:宇月颯)
クリストフ役:蓮つかさ(本役:凪七瑠海)
クオン役:暁千星(本役:珠城りょう)
もう1人のシャルル役:英かおと(本役:美弥るりか)
大劇場の新人公演を終えての感想
(蓮):あっという間じゃなかったですか?
(輝月):お稽古期間が短くてね…確かに。
今回の新公演出担当は本公演と同じ植田景子先生!
(蓮):それで今回は植田景子先生が新人公演も担当してくださって、なんかすごく演出してくださる先生が演出を担当してくださるのが初めてで。本公演の先生が。なのですごく新鮮な感じ…
(輝月):本公演の気分というか。ちょっと違うよね、新人公演とはまた…若者たちでやるにはすごい難しい作品だった…くない?
(蓮):難しかったですね、確かに。
(輝月):すごい楽しかったし、勉強にたくさんなったんですけど、私は本役さんたちの凄さ、自分たちの未熟さをひしひしと感じる公演だった気がする。
(蓮):私も痛感しましたね。
(輝月):でも自分たちに未来があるってことも分かったじゃん!
(蓮):これが課題だなみたいな。確かに課題とかが明確になった気がします。先生も『あなたの癖はこうで…』とか。
(輝月):個人個人に結構言ってくださって。なかなかない機会だったよね。
(暁):今回は本当にミュージカルって言っても、踊るナンバーとかはすごい少ないので、芝居でいかにキャラクターを出していけるかっていうのがすごい難しくて。初めての悪役…悪役ではないんですけど影のある役を演じて。最初香盤を見た時は自分にできるかすごく不安だったんですけど、お稽古していく中ですごく楽しくなってきて。やっぱり難しいっていうのが一番あったんですけども、景子先生にもたくさん教えて頂いて、色々課題が見つかって東京までに頑張りたいと思いますけど、はい。
(英):私は逆に踊る場面しかほぼなくて、やっぱり最初幕開きがすごく緊張してしまったので、東京公演はもうちょっと落ち着いてできたら。
(輝月):すごい珍しい役だもんね。
(英):植田景子先生が、こうしてほしいっていうのをすごく的確に提示してくれるのでやりやすかった部分はありました。
(輝月):あーさの影というかもう1人っていう、同じ人物なんだよね。それが難しいよね。
(英):難しい…過去でも未来でもなくて、同じ今を生きているから…
(輝月):異質な存在だよね。
(暁):本心ってことですよね。
(輝月):素直に生きてるの?
(英):はい。
れんこんはあまりみんなと絡みがない
(蓮):でも関わりなかったですね、あんまり。ここ(まゆぽんとありちゃん)お2人は関わって。ここ(れんこんとうーちゃん)も見えちゃいけないから…
(英):『おい、シャルル!』って最初(れんこんが)おっしゃった時に、ハって。私的には知り合いな感じなので。一方的です。
(蓮):私には見えない存在なので。
(輝月):じゃあ絡んでないね、ほとんど。
(蓮):そうですね。会ってもないですね。見てはいるけど会ってはいない…
(暁):え!3場。3場で一緒に出てくるじゃないですか。
(蓮):まあ・・・ちょっとね。
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まゆぽんとありちゃん。男同士の仲が難しかった…
(輝月):(ありちゃんとは)殺し合う仲だから。命のやり取りがね、ありますので。
(蓮):どうでした?
(輝月):いやあ、難しかったね。
(暁):あの場面が一番難しかった。
(輝月):感情をブワーっと出せる役じゃないし、2人ともそこまで。でも、テンションは落ちちゃいけないじゃん、やっぱり命のやり取りしてるし。その想いの強さ…こっちは共産主義で革命に対する闘志をぐわーって燃やしてるスっとしたソンさん。でもこっち(ありちゃん)は、金金で。想いの違いが、分かり合えない切なさが、あの場面で出たらクオンのシーンもどんどん立つかなと思って。色んなお稽古したけど、2人でも。難しかったね。まだできるよねきっと。いかに抑えた芝居で強い想いを出すかっていうのが課題かな、まだまだ。
(暁):輝月さんの目力がすごいんですよ。
(蓮):『恥を知れ!』はすごいですよ。
(輝月):『恥を知れ!』にやっぱりソンさんの想いが伝わってるかな?と思って。思わず出てしまう言葉だから。普段は冷静沈着なので。それがやっぱり出したいから。でもありが『恥を知れ!』って言った瞬間にちょっと揺らぐの。それが可愛かった。ハっみたいな。
(蓮):それって揺らいでいいところ!?
(暁):だめ…
(輝月):そこから負けない!っていう。あれがちょっと好きだった。
(暁):…恥ずかしい…ほんとあそこ難しいですね。
(輝月):最初っからいがみあってるっていうか、嫌いあってるもんね。
(暁):男と男の対決っていうのがもっとかっこよく見せられたらなっていうのはあるんですけど。
(輝月):お互いを下に見ようとしているっていうかね、それが難しいなって思って。やっぱり大人の男だからね。ちょっと幼くならないように…頑張ります!(可愛い)
もう1人のシャルルについて 美弥ちゃんから学んだこと
(蓮):(うーちゃんに)どう?やってみて。
(英):お稽古場でまず歩き方とか…フランス人の方の歩き方とか衣装の着こなしっていうのを、すごく気をつけろという風に言われたので、歩き方は練習しま〜した。
(蓮):違うよ、もう1人のシャルルをさ、やってみてどうだったかっていう。歩き方もそうだけど、美弥さんの役をやってみてどうだったかっていう。
(英):うん、難しかったんですけど、まず本公演は龍さんと美弥さんって、結構見間違えるほど似てらっしゃる…雰囲気がすごく似てる部分があるなあと思うんですけど、私と朝美さんが結構タイプが違う感じだったので…。でも美弥さんにお聞きしたら、その人の手の使い方の癖とかをちゃんと見て合わせてやったらいいんじゃない?という風に。
(輝月):美弥さんでもずっと本公演のお稽古場で、ずーっと自分が出てなくても真咲さんのお稽古ずっと見てらっしゃったじゃん。それがやっぱり出てるよね。だからずーっとあーさ見てればいいんじゃない?
(英):ストーカー並みに見ときなさいって…
(輝月):実践してる?
(英):あい。お稽古場はなるべく一緒にいようと思ったんですけど、今は…通行する…横を…チラっと。
…Part.2に続く
…まゆぽん、新公学年でこの仕上がりと志だったらすごい大成しそうです。そしてれんこんが!仕切ってる!!!ありちゃん悪役どうなんでしょう、興味深々です。そしてうーちゃんの天然ぷりが愛らしい。でもうーちゃん理想の男役スタイルで舞台映えするので、注目してます!