アロハのOBA帝国 チョロ散歩 【青年館千秋楽】(花)『風の次郎吉~大江戸夜飛翔~』

【青年館千秋楽】(花)『風の次郎吉~大江戸夜飛翔~』



1/28 タカラヅカニュースより

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紫峰七海さん挨拶(役の小松屋風に)

このメンバーに出会い、この作品に出会えたこと、ここにおります出演者一同齋藤先生をはじめ、スタッフの皆様に感謝しております。
専科からのご出演の夏美ようさん、そして北翔海莉さん、本当に本当にありがとうございました。
そして、連日たくさんのお客様にも足をお運びいただきました。
もしこの先、人生で辛いことがあっても『HEY!HEY!』と笑い、この作品を思い出して、このメンバーのことを思い出していただければ幸いでございます。
ありがとうございました。

さて、花組が全員そろっての公演は、3/13初日の宝塚大劇場公演『カリスタの海に抱かれて/宝塚幻想曲』でございます。
梅は咲いたか?桜は満開!の宝塚へ是非お越しくださいませ。
そして我らが鼠小僧次郎吉の北翔海莉さんは次期星組のトップ就任が決まっています。

めでてぇな、めでてぇな
北翔海莉さんが皆さんにご挨拶申し上げます。

北翔海莉さん挨拶

お正月の1/4から幕があいたこの公演、大阪のシアター・ドラマシティから今日まで本当にあっという間に時間が過ぎてしまったなと思っております。
連日、大阪・東京とたくさんのお客様にご来場いただきましたこと、本当に心より感謝いたしております。
ありがとうございました。
毎日本当に舞台に立つのが楽しくて、快い疲労感といいますか。
でも本当にこの仲間と一緒に作品を作り上げられるっていうことがすごく幸せで、舞台人で本当に良かったなって改めて今回思いました。
それは本当にこのメンバーがいたからこそ、そう思えたんじゃないかとみんなに感謝しております、ありがとうございました。

今回の作品は和物ということで、日本物の作品に出たことがない下級生も大変多く、そして刀を持って立ち回りをしたことがないという下級生も多く、そしてお三味線もみんなが初心者で、手妻芸も初心者で。
なにもかもが本当に1からのスタートでお稽古が始まりました。
毎日稽古しても稽古してもなかなか結果が出ず、本当に「なんでこんなにやってるのに先生の前だとできないんだろう」って悔し涙を流しながら、本当にお稽古していた日がすごくなつかしいです。
でも本当に今回そういう稽古を経てこういう舞台に来て、みんながよく分かったことはやはり本気で努力すれば、必ず結果は出る。
言葉で言えばすごく簡単なことかもしれませんけれども、やっぱりやっただけのことはちゃんと結果、成果が出るんだなってことが、今回の作品を通してすごく私自身も実感しました。

私が好きなことわざで、【尺蠖の屈するのは伸びんがため】ということわざがあります。
尺とり虫が縮まって屈めるのは、次に前進する為である。
要するに、成功する為には必ず不遇の耐えなけばいけない、乗り越えなければいけない壁がある。
だけれども、それは必ず通過しなければならないところで、それを本気で頑張って諦めないで乗り越えれば、先に進めるというそういうことわざがあります。
今回、初めての和物でみんながすごく苦手意識があったかもしれないが、この作品を通して、みんなの中に新たな引き出しができて、そして次に進めるなにか階段が上れたんじゃないかなと私は思っています。

今回の公演、仲間ももちろんそうだけれども、大変舞台転換が多い公演でございました。
現場のスタッフの方々が1分もない数10秒の世界で、この舞台転換をしてくださったり、お着物の衣装の早変りを着せてくださったお衣装部さん、そして鬘の床山さん、そして照明、音響。
みなさん本当に現場のスタッフさんのおかげで、この作品が無事に千秋楽を迎えられたんだなと思っています。
こうして怪我なく、無事にみんながここまで来れたのは仲間、現場のスタッフさん、そしてお客様の応援があったから、だからこそのものだと思っております。
本当に心から感謝いたしております、ありがとうございました。
宝塚歌劇101周年も精一杯前を向いて頑張っていきたいと思いますので、花組そして私もどうぞ今後ともよろしくお願いいたします。
本日は誠にありがとうございました。

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カテコ①

「このまま袖で休んじゃおうかな?」なんてね、思うくらい本当に苦しくて「もうダメかもしれない」と思うことが何回もあったが、いつも袖でお水を持ってくれる下級生もいたし、背中をさすってくれる下級生もいた。
そしてみんながみんな「今日も頑張ろう!」って言える、そういう仲間がいたからこそ今日こうして無事に迎えられたんだなと思っております。
本当に皆さんのおかげです、ありがとうございました。

そして、この作品を作ってくださいました齋藤先生、イエ~イ(会場を見渡して)どこにいらっしゃるんでしょう?
本当にやりたいことを全部やらせてくださって、ありがとうございました。
そして、齋藤先生をはじめ、各スタッフの先生方、本当に温かくご指導いただきましたこと感謝いたしております。

芸事は本当に1日では身につかないものでございます。
日本舞踊も1日では踊れません。
本当に全てにおいて日頃からコツコツやっぱり修行しなければ、こうして皆様の前で披露することができない。それをすごく痛感しました。
これからも精進をして、ますます芸に磨きをかけて出演者一同、宝塚歌劇団全員が清く正しく美しくのモットーを胸に頑張っていきたいと思っておりますので、今度ともどうぞよろしくお願いいたします。

カテコ②

・・・どうしましょう。
ことわざはもう出てきません。
大阪でも皆様に喜んでいただいた演歌を・・・手拍子でよろしいでしょうか。
(たそ)ダッツダダダダダダッダ
「駆け抜けろ~♪」(エンドロールに流れた演歌調の大江戸夜飛翔テーマソング)
(歌い終わって)3・3・4拍子 あっめでてぇな ホ~ホクショ~


 

温かいふみかさんの紹介に涙し、みっちゃんの先生というかお坊さんのような素晴らしい言葉に涙しました。
後ろで号泣しているりりかちゃんと、涙をこらえるふみかさんの表情にまた涙。
みっちゃん、絶対すばらしい組を作ってくれると信じています。
そして、ふみかさんのご挨拶のとおり、これから辛いことがあったら「HEY!HEY!」とたその三助を思い出したいと思います。

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