アロハのOBA帝国 チョロ散歩 【花組男子】花組95期、96期 1時限目

【花組男子】花組95期、96期 1時限目



出演者

(95期)

水美舞斗『好きな教科は体育です』

柚香光『好きな教科は副教科と国語です。あと休み時間と給食ね』

(96期)

優波慧『好きな教科は世界史です』

千幸あき『好きな教科は算数です』

桜舞しおん『好きな教科は社会科です』

『新源氏物語/Melodia』について

お芝居『新源氏物語』

(優波):ほとんど初めてという今回の日本物ですが…

(水美):歴史好きって言ってた人もいるんですけど、平安時代といえど、『源氏物語』はフィクションなので、それをうまく再現するかっていうのは、お稽古場結構難しかったというかなかなか…でした、先生。

(優波):そうですね〜

(桜舞):先生、お化粧も難しいです。

(水美):先生教えてください

(優波):私は本当にまだまだ全然なんですけども…上級生の皆様にみんな教えて頂きながら日々勉強中ですね。(れい君に)女役さんと男役さんを両方兼ねて…どう…かな?

(柚香):なかなかないじゃないですか、平安時代の作品というのは。ですので、お衣装もすごく煌びやかで豪華絢爛。幕開きチョンパでパっと照明がつく時に私袖から見ているんですけども、毎日ワーっというお客様の歓声と、自分の目にする日々光景は変わらないんですけど、やっぱり毎回毎回ワクワクして始まるので、やはり独特な世界観で慣れてないんですけど、すごく素敵だなと思いながら、毎日見ています。

(水美):やっぱりプロローグはいいですね。

(優波):大階段を使ったプロローグってお芝居じゃなかなかないですし。

(柚香):あんなに華やかなのもやっぱり宝塚でしかできないんじゃないかと思うんですが、先生いかがでしょうか。

(優波):もちろんその通りですなあ!扇子の使い方とか左手で持ったりとか。お稽古中は色々苦労しましたが。そんな華やかなプロローグから始まり…今回お役が多くて。

(水美):娘役が特にすごい下級生まで出番があって。よろしいですね、先生。

(優波):1人1人マイクを持ってね、コーラスしたりなんてなかなかできないですしね。

(桜舞):コーラスも娘役さんばっかりでね。

(柚香):先生がお好きな場面とかあるんですか?

(優波):好きな場面はですね、若紫が紫の上に変わる一連がすごく好きで。曲も素敵ですし、詩もとっても素敵で。袖から見てるんですけど、入れ替わりがすごい『ベルサイユのばら』みたいな感じで…

(桜舞):お稽古場でどんなるんだろうって思って…

(水美):べー様セリ上がってくるんだと思ってて、稽古場。そしたら綺麗なあそこから出てくるだなんて…

(優波):盆とかセリを使った見せ方というのがすごい素敵で。源氏と藤壷のところもそうですし、柏木さんと三宮のとことかも、お稽古場で見てたのと、『あ、こういうことだったのか』というのも分かりましてね…

(水美):すごいですね、舞台機構の力はやっぱり。

それぞれの見どころについて

(優波):それでは、皆さんの見どころなど…

(水美):難しいですね、先生。

(優波):雨夜のところとかね、(首筋あたり)ここに扇子をさす…

(柚香):初めて見たとき『あー!そういう手もあるのか!』って。

(水美):私も稽古場で先生に普通に『後ろ扇子さして』って言われたとき、???ってどこにいれるんだろうって思ってて。でも楽しいですよ、雨夜の。最初はやっぱり緊張してたのか分からないですけど、聞こえなかったガヤの声がみんなのしゃべってる内容が聞こえてきたり、雨のポツポツ音もすごい聞こえて。雨夜の品定め…

(柚香):公達たちの気のおけない人たちの何とも言えない色気が。

(優波):柚香さんは…?

(柚香):そうですね…大好きなシーンたくさんあるんですけども、自分が出てる場面でというと、やっぱり車争いの場面が好きです。まず『赤子が生まれたよ』の公達さんたちの歌から始まっての流れもすごく好きですし、『車争いが始まったぞ』のナンバーもすごくドキドキしますし。流れもとっても好きですし、あとはやっぱり自分が生霊になって我に返って源氏様と目が合った時のあの振付がすごく好きなので。

(桜舞):乗り心地はどうですか?結構回ってる…

(柚香):乗り心地はといいますと、結構な固さで。全然ソファーとかではないので。結構ゴツゴツはしているんですけど。あと回されてる時は、多分柚香の状態で乗ってたら、『回せ回せ!もっと回せ!』ってなるんですけど。結構コーヒーカップとかガンガン回すタイプなんで。そういう動きには結構強いんですけど、六条としてチョンと座って何が起こるか分からないという心情の中で座っていると、結構怖いんですよ。面白いですよね。

(千幸):私たち2人で明石の入道についていってね。

(桜舞):お衣装がレモンちゃんとみかんちゃんでね。

(柚香):彩りが華やかですもんね、お衣装の。

(水美):先生の見どころは?

(優波):先生?若紫のお姫様抱っこ。可愛くて可愛くてもう…私も必死で持ってたりとか、芹香さんも必死でおんぶされているので本人達は見えないんですけど、見てくださったお客様からその乗っている若紫の楽しそうな顔がすごく可愛いってお聞きして。デレデレです。では『Melodia』の方に。

(水美):すーごい振りだよね。

(桜舞):仕切りが凄いですね。

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ショー『Melodia』

(優波):はい。緊張して汗が…では『Melodia』に移りたいと思いますが…どうですか?いつもより短めのショーですが…

(水美):短いって感じないっていうか、やってても。あと私『Melodia』って始め発表になった時も。作品名が。もっとシルクハットとか白燕尾とかそういうキラっとクラシカルな感じでくるのかな?と思いきや、すごい熱くて。パッショネイト!って感じで。

(桜舞):セットとかもね、こう…

(優波):最初のプロローグのお衣装とかね、この距離だったらガンガン当たっちゃう感じの肩幅で。その次はジャズですか。

(水美):とってもかっこいいですよ、あの場面。早く着替えて見に行って、花道に。

(柚香):ブライアント先生の振付は花組初めてだったので、すごい振付の時はみんなワー!って。

(桜舞):ちょっとノるだけでもすごいカッコいいんですね。

(水美):あの独特の中から血が騒ぐ…

(柚香):先生は振付の時にも感じたんですけど、もちろん技術もすごいし、リズム感とか私たちにはない血が流れてるっていうのはすごくあるんですけども、やっぱり音楽に合わせて楽しみながら身体を動かしたいように動かすというものを、すごく大きな魅力として感じたので、その先生の楽しみながら、エンジョイしながらみんなでダンスをするっていう基本的な魅力をもっと出せていけたらなって。

黄金郷の場面

(優波):そして我らが黄金郷の場面ですけども…私たちは金を取りに行く海賊で。

(桜舞):めっちゃかっこいいよ。私も早く着替えて見に行ってるんですけど…

(優波):色んなチームがいてね。

(桜舞):箇所箇所でやられてるじゃないですか、それが面白くて。

(柚香):お稽古場で見てた光景と全然…あ〜こんな風になってたんだ!とか思いますね。

(桜舞):戦うところっていうんですか?組んで。あそこめっちゃ好きです。

(水美):花組としては初めて佐藤先生の振付で、やっぱり男の先生の独特な地に足がついてる感じと、はじめ覚えるのに時間がかかったっていうか。独特な宝塚のいつもな感じではない感じをいかにこなすかというかに苦労したんですけど…

(優波):そして中詰め。

(柚香):赤と黒のお衣装の…

(優波):スパニッシュな感じで。

(水美):れいがセリ上がってきてその後ろで優波以下の男役で。下級生って思ってたけど、こんなに下がいるんだ!男役だけでって稽古場で見てビックリして、上級生の方もビックリされてたし、やってる側としてもビックリというか。

(優波):中詰めは色んな色が…みんなお衣装が変わらないんですけど、出てくる人や曲の雰囲気によって色んな面が見えるけど、スパニッシュ、熱い場面で楽しいですね。そして…

マイティーソロの場面

(水美):そうそうそうですね。

(優波):お衣装がすごい可愛くて。ファンシーな感じで。素敵。

(水美):あの衣装に負けないように爽やかに行きたいって心は思ってますよ。

(優波):いや、なってますよ。みんなあれ聞きながらなんかノっちゃうんですよ。

(水美):ボーイ先生に振付を頂いた時はもちろんフィナーレへの幕開きというかフィナーレですよ!という場面にもしたいけど、ちょっと色っぽくもしてほしいというボーイ先生の振付でもあるので…って言われたんですけど、あの衣装と曲調と可愛い子つれてるし、色っぽく…?

(柚香):でもなんか素敵。その融合が。あれでまたYa!みたいな振りついてたら、ちょっとまた見え方が違うけど、あれにまたオシャレな振りがつくから、爽やかだけどもすごく見てて見応えもあるし、おしゃれだし。素敵。

(優波):素敵です。あんなに踊ってから歌うんだって最初ビックリしたんですけど。

(水美):それこそボーイ先生が『僕の振りはそんな甘くないよ』ってはじめ言われて、初め踊りと歌の口が全然一体化しなくて、どっちかしか出てこなくて。

(優波):素晴らしい!

(水美):先生にお褒めいただいた!やった!

(優波):からの、ロケットがあって、娘役のナンバーがあって…

(水美):あれも可愛いよね。娘役がコンパクト…個性豊かで皆さん表現法が全然違っていて。

(優波):からのビシっと大階段に板付きで。

(桜舞):まさかのハート型という。

(優波):あれの移動も結構サササっと上ったり降りたりで。

(水美):あと結構今回背中で始まるとか、男役としてはなかなかチャレンジというか。さゆみさんしか正面向いてなくて。でもあの始まりがかっこいいんだろうなって、客席で見たいなってすごく思うんですけど。

(優波):今回は研1さんまで全員今花組にいる男役は全員出てるので、見応えありますね!

(水美):何人か残って、娘役と男役と…

(優波):ルンバの場面がありまして。

(水美):娘役さんがね、フィナーレで2回ってなかなか…珍しい感じで。男役とはまた違った華やかさで。

(優波):東京公演中も色んな色を出して頑張りましょう!ね!見にいらしてください。


…れい君しっかりしたなあ。以前はわりとマイティーの方がしっかりしてるような印象ありましたが、三番手さんになってなんか威厳を感じる。ゆーなみ君はいじられキャラなんですね~

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