【大劇場・千秋楽】（星）『ガイズ&ドールズ』

9/28（月）に行われた星組宝塚大劇場公演千秋楽の模様。

組長挨拶

星組トップスター・北翔海莉、妃海風の宝塚大劇場お披露目公演として、8/21から始まりましたこの新生星組公演、熱い夏から過ごしやすい夏へと季節も移りましたが、私たち出演者はこの劇場の中で連日たくさんのお客様と熱い、熱いクラップ・ゲームと懺悔の日々を過ごしてまいりました。

専科の美城れんさんにも出演してもらい、沢山のお客様方からの温かい拍手、手拍子、そして何よりも大きな笑い声でこの作品を盛り上げて頂けましたこと、そして１人の休演者を出す事なく無事に千秋楽を迎えられましたこと、心から感謝の気持ちでいっぱいでございます。改めまして、本当にありがとうございました。

さて、この後新生星組のクラップ・ゲームと懺悔は河岸を変えて再開致します。場所は東京宝塚劇場。10/16から11/22まで赤いカーネーションは必要ありませんが、東京宝塚劇場のお座席券が必要となります。また借用書でのご入場はできませんので、どうぞよろしくお願いいたします。

退団者挨拶

五條まりな（お花渡し：音咲いつき）

歌うことが好きで、踊ることが好きで、皆様の笑顔が好きで、そして何より愛に溢れた家族のような温かい宝塚が大好きです。６年間、幸せすぎる時間を、大切すぎる時間を本当にありがとうございました。

飛河蘭（お花渡し：漣レイラ）

とうとうこの日が来てしまいました。今ここに立って思う事は、星組の皆さんとお客様と、そして大劇場の舞台とお別れをするのが、こんなにも辛いと思っていませんでした。胸が痛いです。田舎者で何も知らなかった私は、宝塚に入って沢山の人と出会い、共に笑い共に泣いて、こんなにも大きく成長することができました。ここでの経験と思い出を胸に新たな世界に旅だってまいりたいと思います。今まで、私と出会い、支え、応援してくださった皆様に感謝の気持ちをこめまして、本当にありがとうございました。

毬愛まゆ（お花渡し：麻央侑希）

私がこの宝塚で一番胸に残っていること、それは愛というものの温かさです。ここは愛に満ちていて、本当に素晴らしいところでした。弱い私の周りにはいつも背中を押してくださる温かい手が、元気をくれる楽しい笑い声が、そして自分のことよりも大切に思ってくれる温かい心がありました。耳に響くお客様の拍手、笑い声、どれも優しさに満ちていて私を心から幸せな気持ちにしてくださいました。胸が苦しくなるほどの愛を受けて過ごしてきた８年間。一生忘れません。今まで沢山の愛と幸せをくださいました全ての皆様に、心からの感謝の気持ちをこめまして、本当にありがとうございました。

珠華ゆふ（お花渡し：夢妃杏瑠）

宝塚に入ることができて、本当に幸せでした。宝塚に出会った日から寝ても覚めても宝塚のことばかり考えていた私が、この舞台に立つようになってもっと宝塚が好きになりました。入る前は知らなかった華やかな舞台を支えるスタッフの方々のお力、一緒に舞台を作り上げる組子の強い絆、そして何より拍手を送ってくださるお客様の温かい愛。たくさんの愛に包まれて大好きな舞台に熱中した日々は、私の一生の宝物です。珠華ゆふに携わってくださった全ての皆様に、本当にありがとうございました。

鞠乃ゆい（お花渡し：壮一帆）

清く正しく美しく。このお言葉を胸に今日まで歩んでまいりました。宝塚という言葉を聞くだけで、ドキドキしたり、この大劇場の空間、おしろいの香りに胸をときめかせていた幼い頃。そんな私は気がつけばただただ宝塚に入りたい、その一心でした。憧れの宝塚に入る夢を叶えてから今日までの道のりは、決して平坦なものではありませんでした。辛い事、苦しい事、できない自分に悔しくて何度も何度も泣きました。でもこの経験は私の心を少しずつ強いものに成長させてくれ、そしてその先にはいつも喜びや震えるような感動があり、私の心を少しずつ豊かなものに成長させてくれました。こんなたくさんの経験はとうてい１人では乗り越えてくることができませんでした。諸先生方、スタッフの方々、そして愛情たっぷりに、時には本気で怒ってくださる組長の万里さん。同じ時代を生き、苦楽を共にした副組長の美稀さん、明るい笑顔でたくさんの元気をくれる可愛い下級生のみんな、言葉を交わさなくても分かり合えるかけがえのない82期の同期生。そして何より鞠乃ゆいを支え、応援してくださったファンの皆様。こんなたくさんの皆様が側にいて手を差し伸べてくださったからこそ、今の私があるのだと本当に感謝の気持ちでいっぱいでございます。たった１度きりの人生で一番の夢を叶えることができた私の人生は最高に幸せでございます。寂しくないと言ったら嘘になりますが、この宝塚でこの星組で頂いた沢山の優しさという宝物を胸に明日からの人生も勇気を持って元気いっぱいに歩んで参ります。本当に心からの感謝の気持ちをこめまして、ありがとうございました。

（万里）：本日のスーパームーンのように月が満ち、空に輝く星組のトップスターとなりました北翔海莉が皆様にご挨拶申し上げます。

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北翔海莉挨拶

初日よりたくさんのお客様に劇場にお越し頂き、本当に心より感謝いたしております。本当にありがとうございました。毎日、お客様より温かい声援を頂き、出演者の励みになりまして、日々進化し続ける舞台を務めることができたのだなと思っております。

暑さの厳しい時期に初日の幕が開き、昨日は中秋の名月と季節の変わり目の公演でございましたが、１人も欠けることなく出演者全員が元気に千秋楽を迎えられましたことを、本当に幸せに思っております。今日でこの宝塚大劇場を卒業する仲間に寂しさを感じますが、このメンバーにしかできない作品をさらに磨きをかけて東京公演に向けて精進して参りたいと思います。

本日は誠にありがとございました。

（すみれの花咲く頃♩）

カテコ①

（卒業生から一言ずつ）

（五條）：もう本当に幸せです。ありがとうございました。

（飛河）：北翔さん率いる星組で卒業できて幸せです。東京でもいい死にっぷりしたいと思います！

（鞠愛）：宝塚に入れて、星組に入れて本当に幸せでした。ありがとうございました。

（珠華）：いつもこの場で退団者の方が幸せですという意味がすごく分かります。本当に幸せです。本当にありがとうございました。

（鞠乃）：星組、サイコーです！ハレルーヤー！

（北翔）：このような素晴らしい役者や仲間に１作品だけでございましたが、一緒に舞台に立てたこと本当に私も幸せに思っております。本日は本当にありがとうございました。

カテコ②

今回の公演、初めて星組７７名が揃った公演でございました。そして専科より私の自慢の同期生、美城れんさんのお力があったからこそだと思います。さやかさん、ありがとー。皆様是非東京の劇場の方にもお越し下さいませ、お待ちしています。

本日は誠にありがとうございました。

…壮さんとみっちゃんの貴重な２ショットに若干興奮…5人の個性豊かなメンバーの退団かなり現実感ないですが…東京公演悔いなくしっかりと観劇したいと思います。