【同期DE以心伝心】月組94期 Part.1

出演者

珠城りょう、早乙女わかば、煌海ルイセ、香咲蘭、美泉儷、夢羽美友

月組公演『1789』について

好きな場面

（珠城）：１幕ラストの『声なき言葉』はすごい好き。

曲もいいし、２幕に向けての雰囲気を残しつつ終わるから、あのみんなの民衆がガっと固まった感じとか、熱い感じがすごい好き。です！

（早乙女）：私は『武器をもて』！しかも綾月せりさんと振りまで一緒にやってるよ。

それはオランプじゃない時に。今日はあの人見ようって袖から見てますよー。皆さんをー。

みんな葉っぱ持って。みんなちゃんと取れてるな〜って。

（珠城）：私はさきさんがもぎって片方くれるんだけど、みんな自分で取って来てる？位置分かる？毎回一緒？

（夢羽）：こう抜くの。男役さんに渡してる。

（珠城）：抜いてるんじゃないの、ほんとにもぎってるから、あれは毎回毎回。

（煌海）：私は『夜のプリンセス』の場面がすごい好きで、あの男女の濃密な絡みが、夜な感じが。

（珠城）：私間奏のね、盛り上がりの感じすごい好きなんだけど。

しかも振りがドラマチックに展開してって、またソレーヌにサスが当たってまた歌が始まるから、あの演出もすごい好き。

（香り）：出てる場面だと娘役も勇ましく銃を持つクライマックスのところが一番。

珍しいし、娘役さんがあんなにたくさんの人数が銃を持って走り回ってるっていう。

（珠城）：どう？気分は。銃とか。

（香咲）：嬉しい。お稽古場とかすごい嬉しくて、もうだいぶ慣れてきたけど。

（銃は）男役さんしか持てない神聖なものというか…武器だから、それを持てるのがすごく嬉しくて。でも出てない場面だと三部会好き。

（珠城）：なんか結構観た方が盆とかセリとかの使い方がすごいって聞く。階級、格差がすごい見えるって聞く。ちょっと観てみたい。

（美泉）：パレ・ロワイヤルが以外と好きなんだよね。結構なんか人数多いし、唯一明るい場面だし。

色んな子と絡めるでしょ、お芝居とかしてても。それがすごい楽しいなと思って。

花道の方に行ったり、最後の方。銀橋の方に行ったりするじゃんか、なんか好きかも。一番テンション上がっちゃう。

（夢羽）：私は２幕が全部好きなんですけど、でもその中でも好きなのは２幕最後の『叫ぶ声』。『歴史の〜♩』からのあの振りが本当に大好きで。

（美泉）：新人公演観ても、あの最後の場面がすごい感動的だから、なんかもうぐっときちゃったよね。

（珠城）：真っ白でさ、舞台上も何もセットがなくてさ。なんか空間がすごく広くて、バーって明るくて。

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『私のここ見て！』ポイント

（夢羽）：私は『武器をもて』から『国王の名のもとに』。是非見て頂きたいなと思います。

私自分で踊りながら感情を表現する事がすごい好きで、今までも色々踊りながら感情を表現する事はやってきたけど、こんなにもガンと前に出して表現することって、今まででここまではなかったかなと思っていて。

毎日踊っていて気持ちいいなと思って。

（美泉）：それはもうね…２幕のサンドリー教会のスター僧侶です。

美弥さんのとてもセクシーなナンバーの後に緊迫した空気の中にサンタクロースみたいな格好してるんですけどね、走ってでてくるんですけど、そこは是非見て頂きたい。

でも美弥さんに冷たくあしらわれ、ちょっとショボンとしながら袖にはけるというその役作りも是非注目していただきたいなと思います。

なんかおじいちゃん感がどんどん増してきてるんだけど、最近。年配の方にしようと思ってたんだけど、白髪だし最終的には『なにごと…です…？？』みたいなヨボヨボヨボヨボみたいなその変化も注目して…

（香咲）：１幕のラストの『声なき言葉』の場面が市民として出てるんですけど、そこがたまにペイロールさんに訴えかける芝居の時にチラっと目が合ったりするの、ペイロールさんと。

そういう時は『くそー』っていう想いとか毎日違って楽しいです、お芝居が。

（煌海）：私は１幕で本当にどの階級の役もさせて頂いていて、農民、民衆、中産階級、囚人、貴族、僧侶全部やっていて１人で三部会を楽しんでいるような感じになってるんですけども、その演じ分けを是非見て頂きたいです。

どの役もエネルギッシュに汗だくになって演じているので、そこを見て頂きたいです。

（早乙女）：私は今回役替わりをさせて頂いてるので、オランプじゃない時は、私が一番好きなのはトランプの女としてやってる時。

踊った後も芝居で毎日違って楽しいので、そこを見て頂きたいのと、オランプは必死に生きているのでもう頑張ります、はい。

（珠城）：やっぱりロベスピエールの見せ場は２幕頭のナンバーとボディーパーカッションなので、あれは本当にちょっとでも油断したらズレちゃうじゃん、やっぱりボディーパーカッションって。

だから後ろからもみんなの緊迫した空気を感じるし、最初の２幕の頭のナンバーもすごいみんなの眼光が日々鋭くなって、それを感じながら自分も一緒にやって、だから自分もより成長できるというか、皆さんの空気を感じて、多分日々違うと思うので、みんなの熱い民衆の地を這う感じとかエネルギーをみんなと一緒にお客様に届けようと思ってやってるので、そこは是非注目して見て頂きたいと思います。

東京公演への意気込み

（美泉）：この公演で卒業するということなので、最後まで男役も満喫しつつ、僧侶も磨きをかけて一生懸命頑張ろうと思います。応援してください。

（煌海）：民衆としても色んな役としても熱く熱く演じて、最後の千秋楽の日まで頑張りたいと思います。

あ、退団するわけではないんですが…退団はしませんが一生懸命頑張ります。

（珠城）：みんなで一緒に作ってる感じを今回すごく感じていて、それを受けてロベスピエールとして熱くまっすぐみんなを先導していけるように生き抜きたいと思いますので、頑張ります。

（早乙女）：7/14がちょうど公演してるんだよね、バスティーユ落ちる日が。

なので、それも運命だなと思うので、オランプの時もオランプじゃない時もその『1789』に生きていた人として一生懸命頑張りたいなと思います。

（香咲）：少しずつ民衆としての物語が２幕に向けてだんだん盛り上がっていって、すごく壮大なミュージカルだと思うので、その民衆１人としての生き様を、『私はこう生きたんだ』っていうのを最後のナンバーでしっかり出せるように日々頑張りたいと思います。

（夢羽）：この『1789』というミュージカルに出演できて本当に嬉しく思ってるので、千秋楽の日までフランス革命を毎日必死に元気に生きていこうと思います。

…なんかとても地に足の着いたというか、さすが珠城が仕切る期だけあって落ち着いてる！という印象です。美泉君、綺麗なお顔立ちで舞台栄えするのになあ、今回で卒業ということで残念です。