カチャ主演!『蘭陵王』観てきました♪
久しぶりに友の会がお友達になってくれて、しかも2列目ということで…
ちょっと遠出してKAATまで行ってきました♪
少し空席が気になる…遠いもんねKAAT…
今回も全くもって予習無しでございます!!!
う~ん、前半かなりヘヴィ…
幕開けから20分くらい、蘭陵王の哀しい生い立ちを語り部と共に振り返ります。
うん…かなりヘヴィ…
救いは出演者がフレッシュで、そこまでおどろおどろしさがないところかな…
とにかく航琉ひびき君と舞月なぎさ君の大活躍ぶりが目立ちます。
少し上級生の少なさに心細さを感じるも、
語り部の京三紗さんの流石の雰囲気づくりと、専科のマリンさんの安定っぷりに救われます。
マリンさん、この時代のヘアメイク&お衣装似合いすぎる!!
カチャの存在感ふしぎ
お久しぶりのカチャ!
やっぱり独特な存在感。
ミステリアスというよりファンタジー??
1つ違う次元に存在している感じが、この蘭陵王にふさわしかったと思います。
そして音くりちゃん。
カチャと合う。
こういう芯の強い女性を演じてると、ゆきちゃん味を感じます。
うん、か弱いヒロインより俄然強い女性が合う!
声に芯が合って、息でごまかさない張りのある歌声に心打たれました。
あ~き~ら~ 新境地開拓!笑えて怖くて切ない…
もうぶっとび~な登場シーンから最後の最後まで、もう振り切ってた!
男役が演じる同性愛者ってかなり難易度高いのでは…と思いきや、さすがあきら兄さん。
バッチリです。完璧です。
…と思いきや、ラストの怨念のこもった迫力の演技!
からの切なさ!
これは上級生の存在感をグっと示したあきらの代表作になる予感です。
そして、あきらと対で登場するほってぃ。
ハッキリ言おう、美しい。
どこか毅然としていて、賢さを醸し出す彼女の佇まいは物語に深みをもたらしますね。
なんだか、たまきちのようなスターさんになりそう。
ただ立っているだけで説得力がある。
今後が楽しみです!
重いテーマをドラゴンボール的なポップさで挟むアドベンチャーストーリー
闘いのお話なので、戦闘シーンがたくさん出てくるものの、音楽は激しくビジュアル系ロック。
ちょこちょこ笑いの要素も入り、ちょっと漫画っぽい演出でしたかね。
『それでも、生きる』というのが、テーマに感じたのですが、その重さと少年漫画的なアドベンチャー感の融合が、不思議な世界観を作り出していました。
カチャや音くりちゃんが歌う森山直太朗さん的な歌が胸にひびきましたね…
『生きてることが辛いなら…♪』(ざっくり)
うん、味わい深い作品でした。
カチャの今後…
スターの専科入りについては色々思うところもあり、カチャの今後はやはり気になるところです。
個人的にはカチャの女役が好きなので、男女両方演じる専科さんとして活躍してほしい気もするけれど…
こればっかりは本人の意向も大きいでしょうし難しいですね。
そしてあきら。
なんだか今回すごく自分の中からエネルギーを絞り出してる感じがして、発光しているようなオーラに一抹の不安が…
ダンディーを体現する大人系男役の筆頭だと思っているので、まだまだ活躍してほしいけれど…
それでも、とにかく今回のお役はあきらにとって非常にターニングポイント的なものになったのではないかと思います。
花組若手、楽しみな濃さ!
今回かなり下級生がたくさん出演していたように思います。
目を引いたのが濃い目フェイスの男役さん。
和礼彩くん、翼杏寿くん。かなり男らしい!
娘役ちゃんも美女軍団で大活躍で、桜月のあちゃんのアイドルっぽさが気になりました。
ふふふ、そして『あーちゃんに似てるな…』と思った美里玲菜ちゃんはやはりあーちゃんの妹…
流石の可愛さでした…ふー遺伝子!!!