アロハのOBA帝国 チョロ散歩 【同期DE以心伝心】雪組94期Part.1

【同期DE以心伝心】雪組94期Part.1



今回のゲストは『ルパン三世』で新人公演を卒業する雪組94期の4名。

出演者

久城あす(新人公演:銭形警部)

煌羽レオ(新人公演:石川五エ門)

杏野このみ(新人公演:ノアイユ伯爵夫人)

悠斗イリヤ(新人公演:ロベスピエール)

『ルパン三世』(本公演)について

雪組94期としての見どころ
・9場のパリ街頭の場面。同期4名が一瞬並ぶ。(じゅりちゃん演じる座長のところにチラシをもらいに行く)
・プロローグの機動隊(あす君、かり君、じゅりちゃん)。3人並んでセンターに陣取ってる。
・17場の立ち回り。袖に入った瞬間にまた出る。
・パリ街頭では、お花屋さん、アクセサリー屋さんそれぞれ自由に小芝居している。舞台が始まると小芝居が稽古場より濃くなる。
・ギロチンの刃が落とされて、処刑された瞬間の市民の喜び様を見て更に狂気的な感じになる。(かり君)

最後の新人公演について

(かり君):あんまり歯を見せて笑っちゃいけない役なんだけど・・・自然に歯が出てきた。
(あす君):なんともいえない達成感。
(このみちゃん):下級生が可愛い。
(かり君):頑張ってれば頑張ってる子を見るほど「えらいね、えらいね」って思う。
(あす君):新人公演メンバーは常に仲間だけど、味方でいなきゃいけないと思った。1個怒るとか指導するにしても、味方でありながらの指導じゃなきゃいけないなとすごく思った。
(かり君):それが伝わってたらいいね。
(あす君):これが最後だって信じられない。
(かり君):新人公演の中でも最上級生だし、学年が上がってきたぶん自分の役をやる子が発生してくる。その子を見てすごく勉強になるから、新公を卒業しても自分が新公を観た時にそうやって勉強するのも1つの手なんだなと思った。自分の出てる場面がどういう舞台装置でどういう照明でという全貌が見えないから、それを見れることによって、自分のやり方も広がっていくんだろうなというのも感じた。

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新人公演の役について

(このみちゃん):組長さんの役をさせて頂いている。本当に勉強になる。娘役の長として、組の長として、やっぱりみとさんの存在って特別だなと思った。飾りとか輪っかのドレスの歩き方とか、アントワネットの教育係としての居方とか本当に細かく1から教えてくださるので本当に勉強になるので、東京まで一生懸命ついていって、色んなことをいっぱい学びたいなと思う。

(じゅりちゃん):今回は香稜さんのロベスピエールという役をさせて頂いてやったが、初めてああいうアドリブで笑いをとるっていうか、きっとお客さんもその場面に期待しているだろうし、どうしようかってすごいお稽古場から考えて、いっぱい同期もネタを出してくれたりとか、下級生の子とかが「こうしたらどうですか!?」って言ってくれたりとか。もちろんそこもあるが、それを本気でやってお客さんの反応がどうくるかというのも、なかなか初めての経験で。立ち回りも難しい。やっぱりルパンをやる永久輝せあとのタイミングとかもあるから、それも何回も練習してやったりとか。やっぱりちょっとずれただけでやってないように見えちゃうから、そこもやっぱり難しいなって思った。

(かり君):はっきり言ってめっちゃ難しかった。何度か新人公演もだし、本公演でも日本物の立ち回りというのはやらせて頂いたが、1番難しくて。その理由がなんでだろうって考えたら、きっと鞘が収まってない(から)。いつもは帯にさして固定されてる状態だけど、すごくフリーな感じで、全部逆手だし、入れ方も慣れてなくて。BGMの中で尺が決まってて、その中に収めてからやらなきゃいけないみたいなのが、すごく難しかったし、実在の人物ではないけど、もちろんアニメで皆さんお客様に五ェ門とはみたいなすごく植えつけられてるキャラクターだし、1人だけ洋服はなくて和装というのもあって、どうやったらそのカラーをうまく作品の中で良いアクセントになれるんだろうっていうのを考えたりとかセリフの言い方とか。
何回もDVDを見て「またつまらぬものを切ってしまった・・・」っていう決め台詞があるが、それもテレビの前で1人で「またつまらない・・・あ、ちがうな」とか巻き戻して五エ門にどうやったら近づけるかなとかそういう練習もしたり。

(あす君):まず声を作ることから。アニメの銭形をやりたいって決めてたので、まずは声作りとか。例えば「なんだと~?」とかDVDで実際に銭形がやってるやつがあったら、絶対録って何回も聞いてそれをしゃべるっていう意識をしてた。だから逆に発表も早くして頂いてたし、そういう練習しちゃってたから、合わせてみたらまったく呼吸が周りと合わなくて。実際1人では考えてるつもりでも考え切れてなかった部分が結構急に出てきて正直めっちゃ焦った。
まつげは夢乃さんに教えて頂いて、舞台稽古の時も「もっとこれぐらいした方がいいよ」って1回直して頂いて。お客様にも意外と「マンガっぽくて面白かったです」っていう意見をたくさん頂いたので「あ~よかったな~」と思って。夢乃さんの見てたらめっちゃ勉強になる。こだわりが半端ないから。
拡声器の持つ方向も決まってる。何場ではスピーカーの部分を後ろにして持ってて、何場では前の方にしてたら面白いからそうやって持つとか夢乃さんが考えて。

(かり君):五エ門も鞘をあえて立ち回りの最中にくるくる回す。収めるときに本当に最終的に方向が合ってるか不安になったけど、本番は大丈夫だったけど、何度も練習の時に「あ~も~逆!入らない!」ってなったことある。

東京の新人公演について

(あす君):東京では本当に最後の!緊張するかな?
(じゅりちゃん):変な緊張するかも・・・
(あす君):うまくいかなかった~ってなっても、次の新人公演で!とはいかんわけじゃん
(かり君):もうその段階はきっと過ぎてるから、楽しもう!
(あす君):楽しんだもん勝ちということで!東京も頑張ります!

・・・Part.2へ続く


あす君(兵庫県出身)の関西弁全開トークに萌・・・新公の長の期ということで、自分達の役作り以外にも気を回していて素晴らしいなと思いました。個人的にともみんのまつげや拡声器などに対するこだわりが知れて嬉しかったです。

 

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