【DC・突撃レポ】（花）『For the people』

出演者

（専科）轟悠

（花組）瀬戸かずや、柚香光

幕が開いて、お客様の反応などは？？

（轟）：すすり泣きとか聞こえてきたり、でも私達の方がものすごく感動して、泣いて…泣くことがっていうよりは、物語の役になりきってそれぞれの神髄を極めようとしている部分に感動してる自分がいたっていう…思いました。どうですか？男っぷり上げて。

（瀬戸）：（髭を触りつつ）そうですね…舞台に来てイシさんのお髭姿はすごく想像はしていて、覚悟もしていたんですが、目の当たりにした時の私、初日見とれて前を向くのを忘れたんですよ。（１幕ラスト）あって言うぐらい私も引きこまれた。

（桜咲）：舞台下にいるんですけども、本当にね…

（柚香）：みんなのエネルギーが…飛ばす量がまた増えて、遠く離れた上に上がる…またその臨場感も増して。

（桜咲）：お髭はいかがでしょうか？

（轟）：初めてのあごひげ。実は…実は…（何かを見せようとする）やめとこ。

（瀬戸）：生えてますから。フン！ってやったらお髭が。

（轟）：でも今回実際に残っている言葉とかが沢山舞台上であって。本当に数奇なる奴隷男性ってやつもあって。お稽古場からすごい結構なテンション高いところで始まって。舞台の装置とか衣装とかにももちろん助けられるんだけども、振り回されない個々の集中力っていうのが途切れないっていうのが…本当に最下級生まで。またじゅんこさんとかの良いお芝居を近くで一緒にやって。毎回嬉しい。このメンバーで一緒にこの作品できて幸せだなと思う。

（瀬戸）：あ〜泣ける…本当に私達も今こうやってイシさんとじゅんこさんと、そしてこのメンバーでこの作品に携わられたことが誇りというか幸せというか。特に黒塗りをすると２人（れい君とべーちゃん）は集中してるんですけど、ハレルヤのひとたちが…（陽気）

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好きな場面

（瀬戸）：教会の後ろお星様出ててすごく綺麗なんです。

（戦場の後の女の子２人の場面が良い）

（轟）：みんな色んな役してるよね、ポークさんに始まり。

（しぃちゃんの七変化ぶりが話題に）

（瀬戸）：緊張感とか呼吸とかが日々違うじゃないですか。だからそれがすごい面白いなというのを日々感じています。

意気込み

（瀬戸）：良い意味での日々の緊張感のなか、イシさんはじめ皆さんとお芝居をしていく中で本当にその時々の呼吸を感じ、その時々の自分の感情を信じて、しっかりスティーブン・ダグラスとしてここに足跡を残していけたらなという想いでいっぱいであります。毎日イシさんのここ素敵ポイントを見つけてそれに興奮している私ですが、今日もまた１つ見つけました。親指の反りです。私は今日袖でずっとこうやってました（親指を反らせる）。そういうぐらい男役を吸収できるものをしっかり学んでね、残りの公演期間しっかり充実したものにしていくつもりです。つもりじゃない！していきます！

（柚香）：本当にこの１回１回の瀬戸さんもおっしゃいましたけど、集中力だったりみんなの幕が開いてから幕が降りるまでのピーンとしてこの１本の集中している線というものを、すごく感じる公演でして、その中にずっと自分を置いていくというのはすごくエネルギーのいることですし、とても本当に体力も使うんですけども、終わった後のお客様の高揚した顔だったりとか、自分の中での皆さんの中での高揚感だったり充実感というものがすごく大きな公演ですので、１回１回を大事に、轟さんのパワーに吸引力に負けないように１回１回立ち向かっていきたいと思います。

（轟）：もっとスパンの長い公演だったらどういう風に成長していくんだろうっていう未知の物が沢山あります。その中１公演１公演、やはりお客さんの反応、同じ波の中いらっしゃるというのが分かった時とか感じた時。すごく嬉しく思っております。またKAAT行きますよね。初めて宝塚が神奈川芸術劇場で公演するということで、今後の宝塚が劇場を使わせていただく、また皆様にも劇場に観に来て頂くためにも恥じないような舞台を作っていきたいと思っておりますし、私も下級生には負けてられませんし、毎日が自分との戦いであり、そして少しでも何かを得て１日１日過ごしたいなと思っております。

…なんか充実感がすっごく伝わってくる突撃レポでした！いやあ、あきらもだいぶリアルに髭はえてそうだ…