出演者
(レポーター)如月蓮、白妙なつ/音花ゆり、鶴美舞夕
ちえねね卒業作品となる星組公演『黒豹の如く/Dear DIAMOND!!』、今回はショーについて上記4名が語ります。
今回がお2人(音花ゆり&鶴美舞夕)の卒業公演となりますが?
(ころちゃん):退団者の場面があるが、そこの振付をしてさらにみんなに観てもらったときに、すごい実感をした。
(どいちゃん):そういう場面があるからそうだなって思えるけど、まだちょっと実感が沸かない。集合日の方が緊張があって、お稽古始まってからはやらなきゃいけないことがいっぱいなので…
(れんた):コロさんと一緒になる場面や、どいさんと隣になる時はワーっ(涙)てなる。「こういう図はもうないんだ」とか。男役の総踊りの時、いつもどいさんを感じて踊っていたから、いちいちこっちは感じてしまって…1日1日がかけがえのない日になっているんですけど。
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ショーの内容について
①プロローグは、安寿先生振付のアルゼンチン・タンゴ。どいちゃんはあんるちゃんと組んですごいリフトをしているそう。ころちゃんはまさこと組んで踊る。
②明るいクラブの場面、ころちゃんが歌い、どいちゃんたちが踊る。ちえちゃんがドア・ボーイ。
③ベニ子さんドラキュラ。
④中詰めは琴ちゃん&風ちゃんの歌から。女装した男役がちえちゃんにダイナマイトに迫る。(ここでも安定のボス、どいちゃん)
…どいちゃんは自主稽古のときに色々な方向から色々なアドバイスをくれ、一言一言がすごく大事に感じると語るれんた。
⑤コーラスをころちゃんとなっちゃんが担当。
…ころちゃん、なっちゃんとは永遠に一緒にコーラスしてるんじゃないかと思うほど、影ソロの時などは2人横にいるのが当たり前だったとしんみり。
⑥客席降り(ころちゃん先頭なので、転ばないように気をつけるそうです)
⑦3カップルが入れ替わりながら激しく踊る場面
⑧SHUN先生振りつけの場面。歌詞と振りがリンクして情感をこめやすいそう。
ちえちゃんにタネを蒔いて、安心して行ってくださいと送り出す場面がある。(稽古場では大介先生が一番泣いているらしい)
⑨退団者の場面。ちえちゃんが作詞。(ちえちゃんの歌から始まった作詞。今回が1番成功したんじゃない?とまさこに褒められたらしい)でも、歌詞が入りきらなかった分はセリフになったそう。
…先生の心遣いでころちゃん&どいちゃん同期で組んで踊る場面があるそうです。色んな先生の愛を感じると語るころちゃん&どいちゃん。
ショーへの意気込み
(ころちゃん):最後の公演、初日にむかって、私自身想いがこみあげるところも沢山あるが、本当に今の自分にできること、今の星組のみんなでできることを最後の最後まで楽しみつつ、突き詰めつつ、本当に盛り上げていきたいと思う。頑張ります!
(どいちゃん):みつえ先生が振付の時に「100周年続いた宝塚で、今年は101周年だということで、1年目だというまた新たな気持ちで頑張っていかなきゃいけない」(とおっしゃっていた)。確かに柚希さん率いるこの星組の最後の集大成なのだけど、次に繋げる星組でありたいなというか。今、その時代に生きている私達の、この時代にいられるというのが本当に幸せなので、そこでこの公演をその次に繋げていけるように精一杯生きていけたらいいなと思っているので、そんな想いをこめてみんなと共に成長できたらいいなと思っている。
最後までよろしくお願いいたします。
…れんた耐え切れず涙。
ちえねねを支え続けた星組の大黒柱であるころちゃんとどいちゃん。87期コンビの同時卒業はかなり淋しいです。れんたの言うようにいつも当たり前のようにそこにいた存在が次の公演にはそこにない淋しさというのは、観ている方以上に一緒に舞台に立っているメンバーが強く感じるでしょうね。プロ根性の塊の2人が見せる集大成、超チケット難ではありますが、なんとかして観に行きたいと思います。