アロハのOBA帝国 チョロ散歩 【らぶCALL】星組 柚希礼音・夢咲ねね Part.3

【らぶCALL】星組 柚希礼音・夢咲ねね Part.3



Part.3へのテーマは『星組へのラブ』

 

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星組配属時のエピソード

(ちえちゃん):私は初舞台で雪・月と出てからの組配属だったんですけど、月組さんも厳しいという。

だから月か星が厳しい組というイメージだったので、でも月組も出てみたら厳しいのがまた良いって感じだったんですよ。

だからそんな感じなのかなと思って楽しみにいたら、やっぱり厳しかったですが、でも本当に私はずっと星組で来て、本当にどの組よりも今思うと家族的といいますか、ほっとかないから、お稽古中とか舞台でその子が恥かく前にみんなが教えてくれるので、過保護なのか、おせっかいがいっぱいいるのか、そんな感じですが、でもとても温かくてなんか良い組だなと今思います。

(ねねちゃん):初舞台が月組で、どうなるのかな?と思ってたら月組配属だったんですけど、『あ、良かった。星組じゃなくて。』って内心思っていたんですね。

でもいざ組替えしてきたらすっごく温かくて、本当に家族みたいな組で、おっしゃったみたいに、できないとちゃんと最後まで見てくださって、すごい温かい組だなと思って。

同期もずっと同期で頑張ってきたからかすごい絆が強くて、すごい温かく迎え入れてもらったことがすごく嬉しくて、すぐ星組になじんだ気でいて、『なんかずっと星組にいたみたいだな』ってずっと思ってたんですけど、こう退団が決まって色んなお話してる時に、思い出話とかになった時に、『あ、その思い出話に自分はいないな』と思うとちょっと寂しくて。

『新人公演の時こんな厳しくってさ〜すごいたくさん怒られた』みたいな事を聞いても、面白いとは思うけどそこにいない自分がすごく寂しくて、みんなと一緒に過ごしたかったな〜って思う。

(ちえちゃん):いいね。入った時はみんな『うわ〜星組だ〜』って思うよね。

でも結局入ると、やっぱり最初は本当に厳しいんですけど、やっぱり宝塚100年続いてきたのはこの厳しさとこのほっとかない愛だとは思うので、だからいつまでもこの星組のおせっかいな人たちがいっぱいいる、でもそれが本当にみんなのためであるのが続いて、みんなそれぞれ自分のことだけしてたらいいやみたいな組にならずにず〜っといってほしいよね。

(みっきー):でも最近の下級生たちは『絶対星組に配属したい』って子が圧倒的に多いんですって。デッカイ声じゃ言えないけど。

ちえさんねねさんが率いる星組に入りたいっていう下級生がいっぱいいたって言ってました。

(ねねちゃん):下級生、初舞台生、研1研2、3くらいの人たちとか、月組に特出した時とかも、ちえさんに『あの柚希礼音さんだ!』みたいな目がハートの最下の子とかがすごいたくさんいて、『あ、ちえさんすごいな。』と思ってました。私は。

(みっきー):でも自慢ですよね。『うちの組のちえさんです!』って感じの。組子としてもすごく自慢でした。

組子との思い出

ちえちゃんの星組生との思い出

(ちえちゃん):もう何から話せば良いのかしらね…ずっと星組の組子だからね、なんか色んなことを組子全員で乗り越えたからな〜。

poster (4)

でも『ロミオとジュリエット』再演の時とかはやっぱり星組力が落ちてるみたいになって、すごく組子全員でお話し合いしたりして大変な時期だったんですけど、それを全員で乗り越えたのはすごくその後ね、さらに1つになった気がします。

だから色んな時期があってやっぱり組全体がみんな頑張ってるのに、なんとなくちょっと落ちる時とかもあるんですけど、それをやっぱり上の方だけの責任にせずに、全員でそれを立ち上がった感じがしたので、本当に組子1人1人どんなに端にいる子たちも責任を持って、リズムもちゃんと取って、責任を持って舞台に立つということをもう1度全員に浸透したかなって感じがするので…

(ゆあちゃんを見て)あ、泣いてるやん

(ゆあちゃん):本当にあの時はみんなが必死で。でもちえさんが端まで大事なんだよ、みんなが必要なんだよって言ってみんなを引っ張ってくださって、それでやっぱり上級生の方々がご自分の得意な分野において、色んなことを教えれる限り全て、本当にできない子達にも1から教えてくださって。

投げ捨てることなく、先生方もたくさん教えてくださって、本当にできないながら必死に吸収して。

踊りながら苦しくてもとにかく声出して、でもパワーだけじゃダメって怒られて。

やっぱり技術も必要だなってなって。みんなで変わろうと。でも次の公演の時に先生方が…

(ちえちゃん):すっごい上がったってなってね…(泣いてるねねちゃんを見て微笑む)

なんかこう、自分1人で頑張ろうとしてた時期もあったんですよ。私ね。そうなの。

だからそれがダメなことも分かり…(涙こらえる)で、それで、やっぱりみんなにもうちょっと頼ろうと思って、そうしたんですよ。

そしたらみんなもそれを求めていたのね、ちゃんと。

私1人が頑張る必要なんてなかったのに、1人で頑張ろうとした時期があり、でもちゃんと組子たちはみんな自分たちも責任を持つ覚悟ができてたのに、頼らなかったんですよ。

だから頼ったらすっごい1人1人がすっごい頑張ってくれて。だから今の星組ができたんです。

(みっきー):私たちはちえさんに話しかけて頂くだけで、すっごく嬉しいんですよね。

それでどの場面もどんな端にいても、見捨てずに声をかけてくださるだけで『もっともっと頑張ろうっ』って。そのちえさんがやっぱり最後までみんな1人1人を見てくださったのが、今の星組にまとまったんだなって一番感じます。

だから本当に生まれてきて良かったって思う。

(ちえちゃん):私も思う。

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ねねちゃんと星組生との思い出

(ねねちゃん):やっぱり運動会で一致団結してみんなで勝ち取ったあのものはすごく…なんか宝物だなって。

それこそ研1さんまで同じエネルギーで同じ土俵で戦って勝ち取ったから。

今回はやっぱりちえさん退団だから!って言ってみんなでこう…その気持ちがすごい…

(ちえちゃん):気持ちがもう…これで負けたとしてもあの気持ちがすごかった

(ねねちゃん):どの組よりもすごかったと私も思うので、あれはもう一生ものだなって。

(ちえちゃん):本当にあの気持ちが感動した。

(ねねちゃん):あと作品つながりなんですけど、私『ナポレオン』が本当に好きで。

ナポレオン

なんかあれもお稽古最後の方まで出来上がらなくて、なんか台本とかも『これ幕がちゃんと上がるのかな?』って感じなのに、やっぱりあの時の星組の一致団結感が運動会につながるぐらいの熱さというか、強さみたいな絆ですっごい結ばれて、だからこそできた作品だし、みんなと一緒にいる場面があんまりなかったんですけど、凋落がすっごい好きで。

いつも袖から見てたんですけど、それは全然星組とは違うんですけど、後ろでみんなが歌っている中、銀橋で1人戦ってるちえさんがすっごい好きで。

こうやってちえさんは1人で戦ってきていたんだなって。なんか思っちゃって。

みんなはもちろん支えてるんですけど、でもなんかそれがすごくちえさんとリンクして、あの戦ってる姿がもう…それを見れたのは多分私だけなんですけど、だからあれも一生忘れられない光景で。

でも今もやっぱりちえさんを熱い力で支えてるこの星組が、本当に今ここにいられることが、みんなと舞台に立ててることが本当に毎日幸せです。

お2人にとっての星組とは…

(ちえちゃん):家族…そして…星組全員1人1人が宝物です。

(ねねちゃん):運命共同体です。

(みっきー):幸せなお話をたくさん聞かせていただきました。ありがとうございました。

花束贈呈

(みっきー):ちえさん、ねねさん、ご卒業おめでとうございます。

(ちえちゃんの花束にはケン、ねねちゃんの花束にはバービーちゃんの人形が!)

(みっきー):お衣装もちゃんと…

(ちえちゃん):黒燕尾だ!

(みっきー):手作りです。スカイ・ステージのスタッフの方が作ってくださって…

(ちえちゃん):うそー!すっごいありがとうございます。ケンをもらっちゃった。なにこれ〜おもろすぎるでしょ。

(みっきー):明日飾りましょ。

(ちえちゃん):飾るわ、楽屋に。

ご挨拶

(ちえちゃん):本当に長い間スカイ・ステージをご覧の皆様、色々な場面で出させていただきましたが、失礼なお話もあったかもしれませんが、いつも温かく見てくださり本当にありがとうございました。

これからは私もスカイ・ステージを見て宝塚を応援したいと思います。

長い間ありがとうございました。

(ねねちゃん):私もたくさん今までスカイ・ステージでお仕事させて頂けて、本当に楽しかったです。

私もこれからはスカイ・ステージを見て宝塚ファンを全うしたいと思います。

(2人):ありがとうございました。


・・・かなり赤裸々なトークに、率直な想いがすごくつまっているのを感じました。涙をこらえて最後まで収録を頑張った4人に拍手!

 

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