アロハのOBA帝国 チョロ散歩 【DC・稽古場レポ】(雪)『アル・カポネ』稽古場レポ

【DC・稽古場レポ】(雪)『アル・カポネ』稽古場レポ



アル

出演者

(レポーター)香稜しずる、千風カレン

久城あす

橘 幸

お稽古もそろそろ終盤ですが…

(たっちー):毎日すごく充実していて楽しいお稽古場なんですが、皆さんが男役がほとんどスーツ姿なので稽古場が真っ黒で、今もですが、こんなにスーツ姿が揃うということもなかなかないので、楽しいです。

(がおり):しかも普通のスーツじゃなくてあの時代のギャングの人たちだから、普段私たちが着ているようなスーツとはまた違う。お衣装がやっぱりその時代のお衣装だからそれをみんな意識して、いつもと違う見た目になってて、それもまたいいなと思うんですけど。

(カレン):本当にメンズのスーツみたいな形をそれぞれちゃんと採寸して作ってきてたりして、本当に素敵だなと私惚れ惚れしております、稽古場で。

役柄について

(あす君:1幕…ハーバード・インというクラブの経営者)

(あす君):なんせ私の大きな課題はアル・カポネのボスというかを雇っている身であり、夏美ようさんの友達でありっていうところが、2人に負けないように頑張らなきゃなと思って、毎日色々お稽古してるんですけども。

ま、でもフランキー・イェールっていう実在していた人物なんですけど、本当はボスみたいな昔のゴッドファーザーみたいな感じで悪人なんですけど、今回の作品ではそういう部分はあまり描かれていないので、悪人ではなくちょっと温かいフランキー・イェールを演じれたらなと思って、その分2幕がちょっと…招待がここではまだお伝えできないんですけど…その対比をうまく出せればなと自分でもお芝居を楽しんでできたらなと思います。

(たっちー:パン屋さん)

(たっちー):サム・ジアンカーナという役は2幕の方で出てるんですけど、1幕では出てこずに、1幕の最初が悠斗さんが演じるビルの子分ということで、パン屋から始まるんですけども、子供がパンを盗って逃げるんですが、それを追っかけて怒って出てくるところが一番最初で1幕中は結構何役をさせて頂いていて、衣装替えもありながら、演じ分けながらできたらなと思っています。

(がおり):今回みんな大変そうで…

(カレン):ボスがたくさんいるんですよ、ギャングの。あの人もボス、この人もボスっていう稽古場が。

それでも下級生ならではに、すごく検討して。がおちゃんも子分なんだよね?

(がおり):そこちょっと面白いよね。

(たっちー):私あの場面大好きです。

(がおり):ま、どの場面か分かんないんだけど(キラッ)色々あるから〜

ちょっと大人な女役さん

(カレン):お楽しみなんですが。すごく男役さんが素敵な舞台になってるんじゃないかと…

(あす君):いや、私は娘役さんも負けてないですよ。ナンバーが娘役さん結構ショーガールとかそういうのが多くて、あんまり雪組でこれまでなかった感じのナンバーじゃないですか。ちょっと大人な感じで。

(カレン):これだけ大人っぽいのも少なかったんで。お芝居とかで。

(あす君):下級生とかもみんな入ってるから。カレンさんの『キャー!!!』っていう悲鳴もなかなか。

(カレン):それもどんな場面かは見てのお楽しみです!

(たっちー):同じ場面にこっそり出させて頂いてるんですけど。

(がおり):それもお見逃しなく!

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望海風斗さんの主演公演ということで…

(がおり):組替えされて、ルパン三世をやり、この公演じゃないですか。お話とかされてます?

(あす君):1幕の役も2幕の役も望海さんとお芝居をさせて頂ける役なんですけど、望海さんの方から『練習しよ』って声かけてくださるんですよ。で、なんか私が悩んでることとかあったら、『それはこういう解釈とかどうかな?』とかすごいどんどん私の頭だったら想像できなかったアドバイスとか色んな事をおっしゃってくださって、なるほどな〜そういう解釈の仕方もあったんだとか、確かにそうやって考えたらお芝居が面白くなるなっていう新しい発見がすごくあって、毎日刺激がすごくて。

あと私、なんといってもお歌が。

(がおり):曲が全部良いんですよね。今回全部玉麻先生なんですけども。曲が本当に…

(カレン):良い曲がより良くなるお歌っていう。

(たっちー):最初にお稽古場で私たちがまだ何歌われるかっていのを知らなくて、楽譜も分からない状態で最初にソロを歌われた時に最後に拍手が起こる…

(カレン):ファ〜ってなって、その後に拍手が。ため息というか。

(がおり):のぞさん以外でもそうですね、上の方だったら姫さんが。姫さんはもうよくいるよね、こういう人みたいなキャラで。

(カレン):ハッチさんもどーんとしてらっしゃって。ハッチさんも2役されてるんですけど、本当に違う人がそこにいらっしゃる感じがして、さすがだな〜ってすごく勉強になるなと思って見せて頂いてるんですが。

(がおり):で、そののぞさんの奥さんがせしちゃん。せしるさんで。あそこの2人のラブシーンじゃないけど。あそこ良いよね。

(カレン):すごい幸せになれる場面があるので、そこも是非お見逃しなく。

(あす君)):クリスマスの『これ、何?』って言うところ…あの一連大好きです。

(がおり):そういうところがね…ちょいちょいポイントがありますよね。

大人数口のナンバーも多いですが…

(がおり):みんなで作り上げる場面が芝居の中に何個も組み込まれていて、その曲も素晴らしいし、そこに出てる本当に最下級生の子から私とかまで全員出てるんですけど、禁酒(?)の場面とかすごい面白いよね。

(カレン):しかも自主稽古をしなくても揃うっていう、かける意気込みみたいなのがものすごくて、そんなに『ここやらなきゃ!』ってなってないけれど、ちゃんと一致団結できてるのがすごいなと思うのですが。

まだ振りがついてないんですけど、裁判の場面とか楽しそう。本当にやってくにつれて先生が『ちょっとこここうしよう!』って。曲も玉麻先生と相談して変えていってくださったりしてるので、最後までどうなるか分かんないなと思いながら楽しみだなと思っているんですが。

フィナーレナンバー

(がおり):まだついてないですけど、ちょっとしたフィナーレナンバーも…

(カレン):昨日歌稽古したんですけど、曲がすごくジャズでかっこいい感じなので楽しみだなと。

(あす君):ダービー帽ですよね、男役。私初めてかぶる。

(がおり):私『ハロー・ダンシング!』の時にかぶったことある。

(たっちー):全国ツアーで1度。『ロック・オン!』のピアノの場面で1度。

(カレン):だいぶ遡るよね。『ハロー!ダンシング』なんてずっと前いっちゃってるからね。

(がおり):それもどうなるかね、たぶんお芝居とは全く違うものになるんじゃないかなと思うので、そこも私たちも楽しみなんですけど。

今回の公演に向けての意気込み

(あす君):今回2役させて頂けるということで、先生からもたくさんアドバイス頂いてるんですけども、お客様が見ていてまず2役が別人に見えるように。

あと2役以外にも大勢口だったり色々な役をさせて頂くんですけども、1つ1つの役を全く違う久城あすで演じ分けれるように頑張りたいと思います。

(たっちー):私もサム・ジアンカーナ以外にも何役も演じさせて頂いているんですけども、初めてギャングということで、男役らしく男らしく役を演じ分けられたらと思っております。今回の公演で新たな一面を皆様にお届けできるように頑張ります。


・・・思わず拍手が巻き起こったというのぞ様のソロ・・・楽しみです。そしてフィナーレ、ジャズきたー!!!!大人っぽいという娘役さんたちのお芝居もワクワクです。

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