アロハのOBA帝国 チョロ散歩 【らぶCALL】(星)美稀千種・大輝真琴・紫月音寧 Part.2

【らぶCALL】(星)美稀千種・大輝真琴・紫月音寧 Part.2



宝塚通の星組生が宝塚へのラブを語るコーナー。

進行は星組スカイ・ナビゲーターズの2人。

Part.1はこちら

ゲスト

・美稀千種『宝塚男役をこよなく愛する美稀千種です』(ウィンクばちこん)
・大輝真琴『フォーエバー・タカラヅカ…大輝真琴です』(投げキッスからのフ〜)
・紫月音寧『宝塚の娘役を愛してやまない紫月音寧でございます』

大輝真琴=手

麻路さきさんのトートの手がすごい!

(まいける):特に男役とかって唯一出る場所じゃないですか、もうどうしても補正して生身の体はあまり出すことがないので。でもその中で手先だけっていうのは本当に生身の物が出ていて、その表情ってすごいなって思うんですよね。ファン時代自分も見ていた時に、手がかっこいい男役さんてすっごい食い入るように見ちゃって。あの人のあの時のあの手がかっこいい!みたいな。

(みきちぐさん):分かる!私もある!『エリザベート』の麻路さきさんのトートの手から出てくるその手にあまりの美しさと…その手にちゃんと表情があるんだよね!

(まいける):衝立からこう出てくるんですよね!

(みきちぐさん):ゾクっとするよね!

(まいける):温度のない感じ。手の。

(みきちぐさん):忘れない。素晴らしいと思って。

『国境のない地図』のフィナーレ・ナンバーのかっこよさ

(まいける):私も麻路さきさんの手はもうものすごく見させていただいて、本当に。私初めて宝塚を見たのが麻路さきさんの『国境のない地図』だったので。

(音寧ちゃん):一緒です!

(みきちぐさん):出てた出てた。

(まいける):フィナーレ・ナンバーが大好きで!群舞とかフーガの。めっちゃくちゃかっこいいんですよね!その中で一番最初にマリコさんが階段のセンターでこう投げキッスする振りがあるんですよ。もうこの手がなんて美しくかっこいいんだろうと。

(みきちぐさん):もうあれね〜本当にすてき。踊っててもすっごい覚えてる、私も。

(まいける):で、娘役さんと踊ってる時は、温度が2度くらい上がってるような手の使い方をされていて、なんて娘役さんを大切に扱われるんだろうっていう。

マイクを持つ手

(みっきー):分かるわぁぁぁぁ。手って聞くと相手役さんを抱きしめた時の手だけをね、前から見てると表情は見えなくても手だけは見えたりとか。相手役さんと踊ってる時の手だけが見えてたりとか。大事ですよね〜。あともう1個言っていい?マイクを持つ手?

(まいける):ある!すっごい分かる!そうですよね、皆さん個性出るよね!

(みっきー):こう持つ方とこう持つ方とこう持つ方と。(3パターンやってみせる)

(まいける):姿月あさとさんは絶対こう指の間隔が開くんですよ。

(みっきー):真似した?

(まいける):真似した!

(みきちぐさん):私してない!

(みっきー):でもいざ自分がマイクを持つと『これどう持ったらいいのかな〜』って。

(まいける):ちょっと格好つけようとすると、指がつるんですよね、長続きしないの。

(みきちぐさん):生かせなかった?

(みっきー):生かせなかった〜モノマネは特技だったんですけどね。

(みきちぐさん):モノマネしてた?

(みっきー):はい。だって見た作品はその帰り道必ず歌って、ワンシーンを演じながら帰ってましたもん。

(みきちぐさん):分かる。私学校でやってた。みんな客にして。今でも同級生が見に来てくれて。

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娘役さんと絡む時の手

(まいける):さっき娘役さんを抱くときのこの手って言うのでさっきちーちゃんが言ってくれたんですけど、私、我が星組トップスター柚希礼音さんの手もものすごく憧れて勉強させて頂いて。柚希さんの娘役さんに絡みに行くときに、首をつかむっていう。色んなバリエーションがあるんですけども、柚希さんは首の後ろにこういかれるんですよ(音寧ちゃんと実演)。この手がめっちゃかっこいいっていう。

(ゆあちゃん):今音寧ちゃんがすごいときめいてる。

(音寧ちゃん):今間近にまこさんの顔が来て恥ずかしくなっちゃって…。でも分かります。これね。(首をつかむ振り)

(まいける):『オーシャンズ11』の「・・・快感だ」とか。今回もやってらっしゃるんですけど。poster

(みっきー):力強いかと思ったら、次の瞬間にはすごく包容力ある優しい手をされてるんですよね!あの…っっつ(言葉にできずジタバタ)

音寧ちゃんとゆあちゃんのキュンな手の仕草

(音寧ちゃん):男役さんが女役さんの顔をこうやって(顔をなでる動作)やってくださる、あの手もたまらなく好きなんですよね。愛おしいものを包むかの如くされてる手が見てても『はぁあぁぁ』ってなっちゃいます、お稽古場で。

(みきちぐさん):なるほどね。また娘役さんが見る感じと違うよね。男役が見る手と。でも私娘役さんの男役さんに身を任せてその背中越しにぎゅっとやってる手とか好きなの。抱きしめられて自分もギュッてなっちゃうみたいな。カワイイみたいな。

(みっきー):手でその瞬間に台詞がなくても心が分かるんですよね、ほんとに素晴らしい!良いこと言ったぜ!みたいな。

(ゆあちゃん):男役さんの最近だったら『風と共に去りぬ』とかカンカン帽とかセントルイスとかの。こう何もしてないこっちの手とか、何もしてない時の手が男らしい方大好きです。大好きです。

(みっきー):見てますね〜娘役の方。見るところが違う。ポイントが違う。

(ゆあちゃん):この持ってらっしゃる帽子の手もすごく好きなんですけど、客席向いてらっしゃるこっち(帽子の方の手)ももちろん意識してらっしゃるんですけど、こっちの手(帽子の方の手)がきれいな方は絶対こっちの手(何もしてない方の手)もきれいなんです。

(みっきー):なるほどね〜勉強になります。

(みきちぐさん):気をつけます。

(ゆあちゃん):日本物になっちゃうんですけど、『さくら』の時のショーのとうこさんの桜の花びらを1枚1枚落としていく手が、見とれてしまうほど美しかったのがもう。

(みっきー):でも自分の顔より先に手を出すってすごいことだと思いませんか?はぁぁぁあ(ため息)勉強になります。

大輝さんにとって手とは?

(まいける):手とは第二の顔である!

(みきちぐさん):そうきたか!いや、素晴らしい!


・・・手だけでこんなに語れるとは!なんて奥深い!!茶々を入れるみきちぐさんが可愛い・・・

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